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La Chauve-souris(ラ・ショヴズリ) コウモリ -1900年初頭-

La Chauve-souris(ラ・ショヴズリ) コウモリ -1900年初頭-_e0082110_2301824.jpg

出血大サービス(爆

パリ18区、モンマルトルの丘をお茶目に舞うM字開脚のコウモリ。背後には本物のサクレクール寺院。

撮影中どこからかピアノの調べが・・ ショパン 14のワルツ 第7番

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「JAPAN TEDDY BEAR plus Friends vol.53」 最終号
Commented by sawaya_okami at 2009-02-22 23:56
サクレクールの左の塔が気になります。
何かご存知?
そしてコウモリとどういう因果関係があるか興味津々です~。

それと、それと、右の手すりのオミナエシですが、
見たことあるなぁとおもっていたら、
ご近所(rue Nelaton)の1907年に出来た建物の手すりとそっくり。
シリーズものなのかしら…
http://pds.exblog.jp/pds/1/200902/22/69/1_1.jpg

動物と離れたところにピントがあってスミマセン。爆
Commented by cocobear-riko at 2009-02-23 15:19
まさよさま
いえいえそこから始まる物語が大好きですから^^

サクレクールの左の塔は鐘楼かと思われます。
現地ではあまり意識して見ることはありませんね。

この建物には、コウモリの他にも、イヌ、ネコ、カニ、etc、いるのですよ。
で、ここで、間違いに気がつきました。
まさよさまのお陰です。ありがとうございました♪
この建物は1927年ではありません。
もうひとつの建物と間違っていました。
1927年はデコ期ですものね。
今、見直してみたとこと、1927年の建物の鉄部分には装飾はありません。

まさよさまのご近所の手すりは正しくアールヌーヴォー期のものですね。
とすると、この建物も同じような年代ということになりますね。
この期の建物には、レリーフも、植物、昆虫(蚕もたまに見かけます)、動物と彫られ。
でも、コウモリはこの辺りに生息しているでしょうか・・?
コウモリは知的で滑稽な印象がありますが、職人の遊び心だったのでしょうね。

ホントになぜ?なぜ?なことが多いのですが、
また何か気がつかれましたら、コメントお願いいたします☆

Commented by cocobear-riko at 2009-02-23 15:20
ps
鹿島茂さんの新刊がこれまたタイムリーに「モンマルトル風俗事典」です。
まだ買っておりませんが、読んでみます。
何かヒントがあるかも!

Commented by sawaya_okami at 2009-02-23 18:32
ふふふ、ちょっとモンマルトルに散歩に行ってきました。笑
http://maps.google.co.jp/maps?f=d&source=s_d&saddr=48.887504,2.341772&daddr=&hl=ja&geocode=&mra=mi&mrsp=0&sz=18&sll=48.887267,2.342239&sspn=0.001393,0.003455&ie=UTF8&ll=48.887298,2.342083&spn=0.001393,0.003455&t=h&z=18

サクレクールをこの角度から見える方を航空写真で見てみたら
まさにまさにの場所に塔が!
そしてその正面がこのレリーフのある建物でした。
他のレリーフのバックは何でした?

ストリート・ビューで近づいてみたけど何の塔かはわかりません。
公園の中にあるみたいで、柵に何やら説明板らしきものが掛かっていますが、
画質がいまひとつなので…。

鹿島氏の新刊に期待しています~。
Commented by cocobear-riko at 2009-02-23 23:50
まさよさま^^
あは~♪ここですここです~
おもいっきり鐘楼ではなさそうですね。笑
でも、鐘楼か灯台って感じじゃないですか(まだ言ってるし
もしかして、排気口でもないですよね。。
モンパルナス墓地にあるような風車の名残りでもなさそうですし。。
これは宿題ですね☆

近くにはベルリオ-ズの家(田舎家と呼ばれています)がありました。

Commented by cocobear-riko at 2009-02-23 23:52
コウモリですが・・

エミール・バヤール(フランス人の挿絵画家 1837~1891)によりますと
「コウモリとは、異界の使いでありイエズス会修道士である」

お馴染みユゴーによりますと(「レ・ミゼラブル」より)
「コウモリとは、闇の中で翼を広げて魂を待ち受ける死の天使」

アルフォンス・トゥスネル(フランス人の動物学者 1803~1885)によると
「コウモリの形態は、両義性、曖昧さ、全てが謎でペテンで暗黒である」

そして、鹿島先生は
「コウモリ、、案外、フランス人の平均的な気質を表しているかもしれない。
「曖昧な日本の私」という言葉もどこかで聞いたような気がするけれど」

鹿島先生の「人獣戯画の美術史」を一部参考にいたしましたが、
こうしている間もコウモリさんはM字開脚のままで(笑)なんだか笑えます^^


by cocobear-riko | 2009-02-16 23:05 | 18e | Comments(6)

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by cocobear-riko
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