フォンヴィエイユの丘 その他、徒然・・

ファイターズ、日本一、おめでとう♪もらい泣きしてしまいましたよ。
個人的には、中日優勝、職人川相さん有終の美、も見たかったのですが。

それにしても、最近、信じられない事件事故ばかりです。
「ほら、この間の、幼児虐待の事件」
と言っても、どの事件なのか、説明を要するのが、なんとも痛ましいです。

高校3年生の世界史の未履修の話も、身近な問題です。息子は理系ですし、AO入試で大学進学が早々に決まってしまったので、切実さには欠けますが。ゆとり教育の申し子達ですから、これからも、国に、教育の現場で、何かと振り回されてしまうことでしょう。

ばってん荒川さんが亡くなられたこともショックでした。一緒に仕事をした経験があるので。ばってんさん、あちらに行かれても、お幸せに・・

さて、本題です。
ドーデの「風車小屋だより」を読み終えました。24の短編集から成っています。「コルニーユ親方の秘密」「星」「アルルの女」「黄金の脳みそを持った男の話」「二軒の宿屋」が心に残りました。物語の登場人物が個性的だったからかな。でも、ドーデはロマンティストだったのでしょうねぇ。「星」に出てくる羊飼いを、夜の景色を、ドーデはとても素敵に描いています。

「アルルの女」はビゼーの戯曲で有名な曲ですね。ドラマティックな曲調には、旅回りの女にかなわぬ恋をしてしまったフレデリ青年(最後は屋根から飛び降りてしまう)の、はかなさ、やりきれなさがよく表れていて、小説を読んでいる最中も音楽が頭の中に流れていました。

「コルニーユ親方の秘密」に登場する風車小屋。今夏、娘と訪れました。
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南仏プロヴァンス特有のミストラルが、風車を回し、小麦粉を挽きます(挽いていました)。
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時は変わり、「パリのフランス人」の製粉会社との勢力争いに負けてしまったコルニーユ親方。でも、武士は食わねど高楊枝、で、風車小屋に居続けます。今ならエコブームで注目されたかも・・
風車小屋の中は、今は、プチ博物館になっています。↓親方がおりてきそう・・
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遠くに風力発電のプロペラがずらっと見えます。不評なのだとか;フランス人ってなんでも反対するのね。あは
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この他、アヴィニョン(かつて法王庁があった)が近いこともあって、教会や宗教色の濃い小品も多いのですが、堅苦しくならないのは、ドーデの人柄ゆえ、なのでしょう。

大地と自然への愛情が感じられる珠玉一冊、読むというよりも見る、一冊でした。
Commented by sol at 2006-10-31 23:46 x
こんばんわ♪
今回も素敵な写真ですねーーー。青空に風車かー。まったく南仏プロヴァンスのイメージにぴったりですね。本当に粉をひいているなんて
なんだか信じられないですね。
こんな昔の風景がそのままいたるところに残っているのが本当にフランスはうらやましいですよね。

このきれいな写真たちとミストラルと聞いたら、まさにドビュッシー
の音楽を連想させられました。
こういう土壌からあのエスプリに満ちた音楽が生まれたのだなあと
思うと感慨深いです。

それt、フランス人の新しいものへの反発心のお話、まさにルーブルのピラミッドやエッフェル塔そのものお話ですね。苦笑。

あと、アルルの女がドーデ作とは知りませんでした(滝汗)
教えていただいてありがとうございます。ドーデ今度読んでみます!
最後の授業を小さいころ読んだことしかないのです。

最後の授業といえば最近の日本のニュースは本当にひどいことばかりで
驚いています。いつのまにこんなに教育崩壊が始まったのでしょうか。
あきれるばかりです。。。長々とすみませんでした。。。汗
Commented by cocobear-riko at 2006-11-01 22:26
solさん、ロングメッセージ、好きです、ありがとう♪ございます。
最近、その利便性からmixiにいることが多いのですが、やはり写真はexite.です!
南仏を感じていただけて、こんなに幸せなことはありません。merci*

私は、ドビュッシーというと、バイオリンの曲しかしらないのですけど、
(「亜麻色の髪の乙女」は元々はピアノ曲でしたか)
ミストラルからドビュッシーを連想なさった経緯、よかったら、またいつか、教えてくださいね。
でも、同じ、印象派時代の音楽家ですものね。
私も、南仏を肌で感じて、ゴッホやセザンヌ・・
印象派の芸術家がこの地に魅せられたのがよおくわかる気がしましたよ。

この丘からは遠く地中海も見えるのですけど、私にはこの風力発電のプロペラも
アートに感じてしまったのですよ。恐るべしフランス・・
ピラミッド、エッフェル塔、そして、これからは、数年後に地方都市に完成予定の
ルーブル別館、ポンピドゥ分館(いずれも日本人建築家による)への反応も
個人的にとっても楽しみにしているところです。
Commented by cocobear-riko at 2006-11-01 22:27
solさん、続きです。字数制限があり・・

短編の中でも、「星」、オススメです。
羊飼いってなんてロマンティストなの♪と惚れてしまいましたもの*^^*

教育崩壊の話・・
我家ではその話を挟んでいつもよりも会話が弾んでいるのですけど、あは
ゆとりのある教育をと言われ週休2日になり、そのしわ寄せが今・・
今回の問題は、はっきり言って、子供達は犠牲者ですね。←履修の問題
音楽の授業で「荒城の月」が外された時は驚きましたよ。ビートルズもいいけど・・
あらためて、家庭教育(食育も含め)の重要性を感じています。。
by cocobear-riko | 2006-10-26 23:45 | トランクはパリに預け・・ | Comments(3)

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by cocobear-riko
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