フランス 2018年 春


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到着後すぐに美術館へ!

今年は、藤田嗣治の没後50周年、そして、日仏交流160周年。今夏、東京と京都でもフジタの回顧展が開催されますが、同じ展示が巡回するのでしょうね。

1913年から1931年のモンパルナス時代にフジタが手がけた100点もの作品を見ようと会場は大混雑!!フランス人がこんなにフジタが好きだったなんて!!

東京で初の回顧展が開催されたのは2006年のこと。満を持しての開催に、連日大混雑していたことを思い出しつつ…パリ狂乱の時代の若きフジタの想いが蘇る素晴らしい素晴らしい展示でした。ここパリでみることができたことも幸運と思わねば。

戦後、戦争画を描いたことでその責任を取らされたフジタ。「私は日本を捨てたのではありません。日本が私を捨てたのです。」と言いつつも、日本の墨と筆で描かれた輪郭からは、日本への郷愁が感じられ、何度も心を揺さぶられました。。





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2日目は終日ピクニック日和のパリ。蚤の市からセーヌピクニックへ。

蚤の市では掘り出し物がみつかり心が躍り。


大好きなカレ・パン・ドゥ・ミーのサンドイッチ(またも海老カツとフルーツ)をテイクアウトしてセーヌ(定番place L.Aragon)でピクニック撮影。暑くなったので、ベルティヨンでパフェまで食べてしまう(いまいち・・)






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蚤の市ついでに…フジタがかつて住んでいたところをマイヨール美術館で求めたポストカードを頼りに訪ねてみた(5 rue Delambre)。カフェドームの近く。白い木枠だけ面影が残っている。




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セーヌピクニックの後、帰りのメトロで、なんと我が青春の「Grease」@モガドールをやっていることを知り、急きょモガドールへ!感動の嵐♪パリはサプライズに満ちている!




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3日目のパリは曇り時々晴れ。シャン・ド・マルスでピクニック撮影。根気強く待っていたら晴れてくれた(*^^*)




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4日目は早起きして手弁当持参で(詰めただけw)パリから2時間ちょっとのシャトールーへ。昨日は午後からチュイルリーでピクニック撮影するべくリヴォリ通りを歩いていたら行列を発見!ムーリスのシェフパティシエ、セドリック・グロレのお店だった!オススメのタルト・オ・ショコラにかぶり付く♪

コレコレ!タルトはフォークとナイフで食べるのではなく、こうして食べた方が断然美味しいと思う♪


今までに食べたことのない品のある味わい深いタルト。。かといって重くない。。次回はインスタ映えするwポム(リンゴ)を食べてみましょ。





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5日目は終日、フランス中部ベリー地方の、かのジョルジュ・サンドの館へ。ショパンはパリの喧騒を離れて作曲に没頭できる唯一の創造のアトリエとして、夏ごとにこの地に滞在。全体の3分の2に及ぶ黄金時代の作品を残している。

個別にレポート→コチラ




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6日目は小雨混じりの寒いパリ。でも私は雨の心配のいらないパサージュ、ギャルリー・ヴィヴィエンヌのジュソーム書店へ新作の納品へ。「博士ベア」と川端康成所蔵のハート土偶を土佐紬でつくった「ハート型土偶」の2点。なんと土偶はジュソームさんがご購入♪

ジュソーム書店ではまた、日仏交流150周年を記念する展示を5月から秋まで予定なさっているのだとか。着々と準備をなさっていて、私も今から楽しみ。


ギャルリー・ヴィヴィアンヌは改装中。パリもオリンピックに向けて変化の時~





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7日目、雨のパリ。前から気になっていたギャラリーラファイエットのグルメ館と16区に新しくできたボンマルシェの食品館La Grande Épicerieへ。私は後者に軍配。メキシコ人シェフBeatriz Gonzalezのレストランも◎晴れ間に近所をお散歩。夜食のパンペルデュが美味すぎた!





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8日目はブランジュリーの激戦区マルティーユ通りからスタート!パンの美味しそうなにおいに包まれながらモンマルトルへ。太陽が出ないと寒いパリだったけど、次に向かったビュットショーモンでも楽しい撮影ができて大満足(^-^)明日は遠出にて早起き!





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9日目。朝一番の列車でアンテイーブへ。大好きなVezianoでパンを買いいつもの酒屋で地ビールを買って近くのプラージュでゆったりピクニック撮影。帰りにペイネ美術館、リリアンさんのパティスリーへ。

ペイネもアンティーブを愛したアーティストのひとり。ポスター、絵画、原画、デッサン、陶器など、約300が展示。愛溢れる作品にじんわり優しい気持ちに。また、街中にはいくつものアート作品が展示してあり、大きな人型のオブジェは遠くからでも見ることができる。


弾丸ピクニックで生憎のお天気だったけど、たくさんの素敵な笑顔に出合うことができ大満足。潮風が心地よく、アンティーブがまたまた好きになった♪






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10日目~
「山羊座はぱーんと嬉しい展開になるかも」石井ゆかりさんの占い通り♪ヴァンヴ→ブラッサンスの古書市→サントゥーアン。サントゥーアンでは骨董商のジルベールさんと再会!私のマリヌヌの屋号を考えてくださったムッシュ。大好きなパリ友さんとカフェしたり探し物も見つかったり、素敵な1日だった~




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4月1日だけど(ポアソン・ダヴリル)パリ友さんがなかなか行けなかったバガテル公園に連れていってくれて一緒にお花見。なんて素敵な公園。ピクニック撮影をしていたら作品と着物姿が素晴らしい名前を聞かれたり。桜の帯も大好評♪月に1度のシャンゼリゼの歩行者天国を歩き、夜はモンマルトルでディネ。これぞパリ♪な1日だった。





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旅も終盤。長蛇の列で入れなかった10区のholybellyのパンケーキ、一人だったので待ち成しでカウンターに座れた。美味♪ここは80年代アメリカ!当時の流行りの曲が流れると皆が歌いだすwパリで最も見つけにくいジャルダンの筆頭?11区のコルベール広場は今日も肩透かし。リベンジあるのみ!





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敬愛するパリ友さんをアパルトマンに招いて持ち寄りディネ。特別なコンタクトもせずでも蓋を開けてみるとなんとも華やかなテーブルに♪日中はセーヌから17区のモンソー公園へ。散りゆく桜を見上げるマダムは前にもここでお目にかかったことが。もう帰ることのない日本を想う姿に心打たれた…




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パリの街には大小さまざまな公園や庭があり、市民や観光客の憩いの場に。でもまだまだ知られていない小さな広場がたくさん。昨日はその中の2ヶ所でピクニック撮影。

JARDIN C. LABOURE : le plus calme

最も静かな
カトリーヌ・ラブレ公園


あの「奇跡のメダイ」のカトリーヌ・ラブレ(19世紀の修道女)の名前がつけられた公園。7区のボンマルシェの裏手にこんな公園があったなんて…。公園となっている敷地にはカトリーヌが暮らしていた女子修道会があったよう。手書きのプレートが可愛らしい。子供の為ワークショップもあるよう。なるほど…パリジャンが花の名前をよく知っているのがわかった。w





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LE SQUARE COLBERT : le plus introuvable

もっとも見つけにくい
コルベール広場


3度目の正直でやっと入ることができた(ノ´∀`*) 11区のコルベールの館は18世紀に建てられたもの。詳細はわからないけど…館の両端の階段は貴族の館の証拠?鹿島茂先生の著書を思い出す。「昔の貴族は夫婦別室でそれぞれの愛人が出入りできる出入り口があった」





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昨夜は敬愛するパリ友さんとディネ。ずっと行きたかったRestaurant TOYOへ(友達は2回目)。

ここは熊本出身の中山シェフのレストラン。「フランスと熊本の美食の夕べ」でいただいた美味しい食事も記憶に新しく、それ以上の素晴らしいディネに、〆の鶏ご飯をおかわり、満腹大満足。久しぶりにアパルトマンに帰宅後すぐに帯をほどいてしまった。w


お席が空いていたのでお聞きしてみると…やはりフランスの大々的なスト(これから3ヶ月!)の影響で、キャンセルが相次いだとのこと。お店のムッシュは、ボーヌからパリに戻るのに9時間(いつもは3時間)もかかったそう!!


シェフにもお目にかかりお礼が言いたかったけど、話題の曰比谷ミッドタウンにオープンした2号店にご出張中とのこと。帰国したらいの一番で行かねば♪


美味しかったので、全てのお料理をアップ。





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ジャルダン・デ・プランツからリュクサンブール公園をピクニック撮影♪

リュクサンブールでピクニックをする場合は、Mabillon(マビオン)から向かうのがオススメ。テイクアウトできるお店がたくさん。


私は、Gérard Mulotでプティ・フール・サレ(本日の一番♪)、Clausで焼き菓子、Arnaud Larher(日本にも初出店!)でフルーツタルトを購入。





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ノアン・ヴィックのジョルジュ・サンドの家を訪ねた流れで時間があったのでサンドとショパンのパリでの所縁の地を訪ね歩いた。終焉後のヴァンドーム広場(現在CHAUMET)と1842年7月ノアンからパリに戻ったふたりが住んだSquare d’Orléansにはプレートが。他は痕跡なし…




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最終日も驚きに満ちた充実の一日。美術館→ラヌラグでピクニック撮影→ロワイヤルモンソーでデジュネ。

サンド繋がりでロマンティック派の美術館に行こうと思っていたらリニューアル中。諦めて歩いていたらギュスターヴ・モロー美術館が目に入る。ここは数年前にライオンを撮っていたところ。ここがモローが晩年を過ごした住居兼アトリエだったとはw


神話や聖書の主題を描いたモロー。いつか…と少し避けいたところがあったけど、今日がその日。


クリュニーの「貴婦人と一角獣」からインスピレーションを受けた「一角獣」は見惚れるほど美しく、ネメアのライオンを倒したお礼にヘラクレスに一晩で自分の娘50人(どんだけw)と交わる機会を与えた「テスピオスの娘たち」の想像力、もちろん「サロメ」も。どこまでも耽美的な表現に時間も忘れて見入ってしまった。。アトリエの油絵の具の匂いも忘れられない。。


こうしてパリは私を飽きさせない。


次回は秋。それまで土偶をどれだけつくれるか!自分との闘いがスタート!





by cocobear-riko | 2018-04-10 15:52 | Paris | Comments(0)

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by cocobear-riko
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