2014年 04月 05日
L'Effervescence
念願の「レフェルヴェソンス」、メニューも美しかったので、記しておくことに。
フランス語で泡立ちを意味するレフェルヴェソンス、心と技のこもった美味しいお料理の数々に、心も話も弾む春の一夜となりました。季節ごとに訪れたい・・♡
Un souhait et la lumière
願いと光.。o○ ○o。.
・Daurade, sakura-ebi, oignon nouveau, fougère de mer
桜鯛、桜海老、新玉葱、新わかめを2口で.。o○ ○o。.
・Comme le chausson aux pommes #14~
Bardane, Gésier, Romarin
アップルパイの様に#14.。o○ ○o。.
新牛蒡、砂肝、ローズマリーを3口で
・le début~
Luciole de mer pochée et petit vert, sargasse, huile émulsionnée de citron con!t au sel, wasabi frais, jus moussé de Kishu-umeboshi"
はじまり.。o○ ○o。.
蛍烏賊とプチベール、ホンダワラ、塩漬けレモンのエミュルション、本わさび、紀州梅の泡
・Un point fixe~
Navet cuit entier et huile de persil émulsionée, jambon de Kintoa porc basque & brioche
定点.。o○ ○o。.
丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、バスク黒豚のジャンボンセック&ブリオッシュ
・Le vent du printemps~
Ishi-daï cuit doucement et fleurs de colza, palourde Asari, boutargue, feuilles et huile de poivre sansio
春風.。o○ ○o。.
やわらかく焼き上げた石鯛と菜の花、大浅蜊、唐墨、山椒の葉とオイル
・Foie gras au naturel, kumquat en pâte & cru, purée de chou-rave et choux de Bruxelles, pimprenelle, poivre Voatsiperifery
フォワグラのナチュラル、金柑のパートとクリュ、コールラビのピュレと芽キャベツ、パンプルネル、野生の胡椒.。o○ ○o。.
・A gauche et à droite ~
Thé de taiwan
右と左で.。o○ ○o。.
金宣烏龍茶
・Le feu & l’être humain~
Pigeon Vendéen roti au feu de bois & son jus d’abats, purée & feuilles de betterave, champignon cardoncelli et épinard frisé
火と人と.。o○ ○o。.
フランス・ヴァンデ産鳩をナラの木の火で焼いて、その内臓のジュ、ビーツのピュレと小葉、カルドンチェンリとちぢみ法蓮草
※私はジビエ系は苦手にて・・代わりに牛モモ肉をなんと貝ベースのソースで出して下さいました。美味♫
・Notre sélection de fromages ou Notre sélection au légume
厳選チーズ あるいは 時季のお野菜.。o○ ○o。.
※私はお野菜をチョイス。まさかここで『ゴルゴ』(ナルトのような切り口、砂糖大根、テーブルビートとも言う)に合えるなんて!!
・Les champs au printemps~
Fraise et crème au beurre de fève, meringue de thé Sencha, glace à la orange mandarine
春の畑へ.。o○ ○o。.
いちごと空豆のクレーム・オ・ブール、煎茶のメレンゲ、マンダリンオレンジのアイスクリーム
・Mousse de lait au gingembre, glace au thé Darjeeling, gelée de pomme, citron confit au sel
ジンジャーミルクムースとダージリンアイスクリーム、リンゴ寒天と塩漬けレモン.。o○ ○o。.
・Thé ou Café avec Mignardises
カフェ・紅茶 ミニャルディーズ
※私はカフェ
L'Effervescence
http://www.leffervescence.jp/
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cocobear-riko at 2014-04-05 17:08
追記.。o○ ○o。.
「わたしたちのアップルパイ」
わたしたちは、他の動物が嫌う「火」をあやつり「料理」をする事で、他とは違う進化を遂げヒトとなりました。料理された食物は、摂取できるエネルギーを効果的に増やし、ヒトの脳をさらに発達させたと言われます。
進化発展とともに、生存の欲求を充たすための食事は、その役割を果たしつつ、さらに心の充実感をも求められるものになりました。
現在料理の世界には、科学も加わりめまぐるしい技術の進化を続け、私たちはその真っ只中にいます。集約農業や大量生産の競争により価格の低下が実現し、ある一定の品質を約束しています。
そんな流れのなか、私たちは願わくば、効率や経済性の追求からすこし離れたいのです。そして無駄なように思われようとも、一つ一つに顔の見える職人の手間ひまがかけられ、気持ちの詰まった一品が、人の心に残って欲しいと願うのです。心と心が通じ合い、その気持ちが世界の街角まで広がって行ってほしい。
そんな思いを象徴する「わたしたち」のアップルパイを、どうぞ火傷にお気をつけて。
レフェルヴェソンス シェフ 生江史伸
「わたしたちのアップルパイ」
わたしたちは、他の動物が嫌う「火」をあやつり「料理」をする事で、他とは違う進化を遂げヒトとなりました。料理された食物は、摂取できるエネルギーを効果的に増やし、ヒトの脳をさらに発達させたと言われます。
進化発展とともに、生存の欲求を充たすための食事は、その役割を果たしつつ、さらに心の充実感をも求められるものになりました。
現在料理の世界には、科学も加わりめまぐるしい技術の進化を続け、私たちはその真っ只中にいます。集約農業や大量生産の競争により価格の低下が実現し、ある一定の品質を約束しています。
そんな流れのなか、私たちは願わくば、効率や経済性の追求からすこし離れたいのです。そして無駄なように思われようとも、一つ一つに顔の見える職人の手間ひまがかけられ、気持ちの詰まった一品が、人の心に残って欲しいと願うのです。心と心が通じ合い、その気持ちが世界の街角まで広がって行ってほしい。
そんな思いを象徴する「わたしたち」のアップルパイを、どうぞ火傷にお気をつけて。
レフェルヴェソンス シェフ 生江史伸
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cocobear-riko at 2014-04-05 17:08
by cocobear-riko
| 2014-04-05 15:46
| いろいろ
|
Comments(2)