2012年 11月 09日
エッフェル塔とバディベア(長くなってしまった~)
この日はパリ友のはるみさんとエッフェル塔の真下でランデヴ♫ 「エッフェル塔にのぼったことがないので、のぼってみた~い」という私のワガママにお付き合いいただいたのですが、この日のエッフェル塔はトゥッサンのヴァカンス中ということもあり、た~くさんの人出!エッフェル塔は諦めて世界のクマ巡りをすることにw。
そうなのです、United Buddy Bearsが展示されていることはtwitterでもFacebookでもツイートしていたのに、すっかり忘れていたのです。ラッキーでした。きっとクマ達が引き寄せてくれたのでしょう^^
そうそう、はるみさんは今、16区の「菜々や」さんでシェフとして働いていらっしゃいます。はるみさんのお料理を食べることができるなんて、パリ16区に住みたくなってきた~
世界平和の大使であるUnited Buddy Bears、2001年にドイツのベルリンで道路や広場に2メートルのクマ彫刻を設置したのが始まり。
今年はベルリン-パリの姉妹都市提携25周年、仏独友好条約50周年を記念してシャンドマルスで開催。
暗くて見辛くなってきたので(今にして思うとサングラスのせいだと思われるw)、バディ巡りは明日にして、エッフェル塔の近くのココットのレストランでディネすることに♫(ココットの写真はまた後日~)
移動しようと思っていたら、これまたタイミングよくエッフェル塔のキラキラタイムに♫ エジプトクマ、光ってます!!! やはりエジプトとフランス(パリ)は相性がいいのだな・・とあらためて思いました。
一夜明けて再びシャンドマルスへ。雨かぁ、、と残念に思っていたら、晴れ女の本領発揮! エッフェル塔に上ったら、見事に晴れてくれましたよ~♫
時間が比較的早いし雨ということで、入館も楽勝の様子。一番すいている列(方角)に並ぶことに。あら~館内撮影禁止だったのですね。。。。。
エッフェルさんが迎えてくれました♫ が、余裕があるのはここまでっ!! この先にアサンスールがあると思っていたら、どうも、私は、違う列に並んでしまっていたよう。。私の目の前をアサンスールがスーっと上っていくではありませぬか!!!!! どうやら一階部分まで自分の足で上ることになりそう(一階といっても58メートルある)。。私、高所恐怖症です。。恐怖心で次第に世界が狭まりw動けなくなりました(とほほ)。かといって下ることもできず。。私は無邪気にのぼる子供を捕まえてw 一緒にのぼることに・・
この写真は目を瞑って撮っています。。しかもこの日は風が強く、最上階はクローズになる程~微妙に揺れるのが怖かった~。。エッフェル塔は私のラッキーアイテム、これまで守られているような気持ちになっていたのですが、あまり近づき過ぎると良くない?ことがわかりました。
無事に一階部分に登頂成功!!(大袈裟なw)
「一応写真を撮らないとっ」と思い、こわごわシャッターを押していると、誰かの視線を感じました・・
その視線の持ち主は~ひゃ~
カラスに馬鹿にされては~と正気に戻った私です!! カラスさん、めるし~/
でも、次回は、私も誰かとのぼることにしますw
左岸一帯、、やはりパリは、左岸から右岸を望むのがいい、かな。。
モンマルトルからなだらかに続く丘陵とセーヌのゆるやかな蛇行が美しい。。夜景も綺麗だと思うけど、この風景を撮るなら、夕日が綺麗かも(朝陽だと逆光になる)。。
そして、冬は寒いでしょうね~~~~~(それこそ階段部分で足が悴み私はのぼれなくなっていたかも。。いやホントに真面目に。。)
くまモンも記念撮影。でも、微妙に隙間があいているので、コワし。。しかも、一部の柱が"木"だとわかった瞬間、軽く目眩が。。
一階にはレストランと売店とトイレがあります。エッフェル塔の歴史は外に展示してありますが、中にはエッフェル塔グッズが展示してあります(こちらも後日ゆっくりご紹介しますね)。先にも書きましたが、エッフェル塔をラッキーアイテムに持つ私、このたくさんの展示の中で私は持っているのはエッフェル塔の針山だけでした。他は初めてみるものばかり。。欲しい。。w いやでももうこのレベルでは見るだけで充分! だってこの椅子、背もたれがエッフェル塔になっているのですよ。しかもライオンまで施してあり、また、座面が"籐"というのがすごくいい。鉄のビスも♫お高そう(下世話な話w)。
昔のポストカードも味わいがあります。。エッフェル塔の真下にかつて噴水があったのですねぇ。知らなかった・・
そしてもうひとつのお楽しみはアラン・デュカス。レストラン58はディネのみ完全予約制にて、カフェでデジュネを楽しむことに。器類はすべてプラスチックですが、シェフセレクトのシャンパン、美味しかったです。しかも前菜がサーヴされるのが早っw、驚きました~
でも、プラが出てくるのが遅すぎました。。隣のフランス人カップルも心配してくれる程。。でも、このリヨン風クネル(魚のすり身)が、なにもかも許してあげる~と思うくらい美味しかったのです(量が少ないので男性には物足りないかも・・ですが)。そして、こんなに美味しかったらさぞデセールのババ(サバラン。私の大好物)も美味しいはず~と追加注文をお願いしたら・・
「デセールを注文するには3プラ注文しなければなりませんでした。マダムは2プラをご注文なので、申し訳ありませんが、追加はお受けできません・・」
なんと融通のきかないこと~~ww
でも、鼻息を荒くしながら飲んだカフェも、紙コップだったのに美味しかったのです。。悔しいかな。。w
そして、日が差してきた空を見上げなから思ったのです・・
ここは、フランス、パリで一番お高いところ~w
地上に降りてきました。
ここに池があったことに初めて気が付きました。
上でみた昔のポストカードからすると、これは噴水の名残でしょうか。?
さ♫お楽しみの世界クマ巡り~今回展示されたバディベア140体中、私の中の一番は、チェコのバディベアでした。体操選手のようですがw、両手に掲げた熊と牛のオブジェがとてもよく出来ていました。
後ろ姿も楽しかったりして。
ジャポンクマは140体中、一番シンプル! 「クール」と言われていました。でも少し侘び寂びを狙いすぎた感あり。。
※作者は、ベルリン在住の書家・士門萃觥(しもん すいこう)氏。
フランスクマも後ろ姿の方がピンときました。はるみさんが「ちょっと岡本太郎入ってない~?」とおっしゃっていたけど、確かに~
※作者は、イタリア人(自国のアーティストを起用しないのね~w)のMartino Di Bruno氏。
言葉のメッセージとしましては日本語で「己の欲せざるところ 他人に施すことなかれ」と書かれてあったのですが、でもこれって孔子の言葉。。。日本人の先人の言葉、例えば、我らには、聖徳太子の「和を以て尊しとなす」があるではないか!!! それに、もちろん、人が嫌がる事はしてはいけません。でも、自分と他人は価値観が違うもの。全てには当てはまらない言葉なのではと思ったのでした。あっ、私って、弄れてる?w
ともあれ、可愛いだけではなく考えさせられるUnited Buddy Bearsの展示、各国のお国柄が出ていてとても楽しく素晴らしいパブリックアートだと思いました。シャンドマルスでの開催は11月18日まで。
数年前に六本木ヒルズで展示された時に確か横を通り過ぎた記憶があるのですが、、やはり展示する環境って大事ですね。パリでも、これがもしかしてシャンドマルス以外の、例えば、ポンピドゥー広場やチュイルリー公園やリュクサンブールでも、こうは盛り上がらなかったかも。そして、全てのクマと、誰かしらが記念写真を撮っている姿をみて、パリはホントにたくさんの国の人々から愛されているだなと、なぜか胸が熱くなったのでした。。
今回、見ることができて本当にラッキーでした。元気も出たし。やっぱりエッフェル塔は私のラッキーアイテム♥
by cocobear-riko
| 2012-11-09 23:46
| 7e
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