2010年 12月 11日
Jardin
フランス語教室の友達から久しぶりの電話
「今、「ノートルダムの鐘」をやっているのよ。今日も鶴田さんの名前が出たわよ。
懐かしくて電話してみたの。また始めない?」
ありがたし・・
先生にお土産で差し上げたヴォージュ広場のユゴー記念館で求めたユゴーの本は
付箋だらけだと友達が言っていた。お役に立ててよかった。
その先生はバルザックの研究家、バルザックの家はリベンジしよう(この間はストで休館;)
写真は、リュクサンブール公園
ユゴー繋がりで、、
長編小説「レ・ミゼラブル」で、ジャン・ヴァルジャンが手塩にかけて育てたコゼットと
真面目学生マリユスの恋が始まるところ
コゼットを語るマリウスの言葉が素晴らしい
枯れることを知らない泉のよう
この公園には想いたくなる何かがあるに違いない・・
金色の筋がほのかに漂う素晴らしい栗色の髪、大理石でつくられたような額、バラの花びらのような頬、ほの白い淡紅色と目もさめるように白い肌、微笑みが光のように、言葉が音楽のように流れ出る美しい口もと、ラファエロの聖母マリアを思わせる顔がジャン・グージョン(フランスの彫刻家で建築家)が彫刻したヴィーナスを思わせる首の上にのっていた。このうっとりするような顔だちは、美しくはないが、可愛らしい鼻で申し分のないものになっていた。まっすぐでもなく、曲がってもいない、イタリア風でも、ギリシャ風でもないパリジェンヌの鼻、つまりどこか知的で、細やかで、整ってはいないが、純潔な感じで、画家を絶望させ、詩人を魅惑するような鼻だった
ビクトル・ユゴー「レ・ミゼラブル」より
by cocobear-riko
| 2010-12-11 00:53
| 6e
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