私的ルーヴル八十八宝めぐり⑤工芸篇
e0082110_047492.jpg

郷里・熊本地震から三日、ファミリーのラインの書き込みが涙で読めない時がある。。自分に出来ることは。。何事も ひとつひとつ コツコツと・・ やるべき事をやろう!

2004年1月発行
芸術新潮「精選!ルーヴル八十八宝めぐり」

美術史家の小池寿子さんがルーヴルの常設展示3万6000点から88点を選りすぐり、古代エジプトからドラクロワまで、効率よく楽しく回れるよう秘密の急所を伝授した永久保存版。私のルーヴル鑑賞におけるバイブル。そのバイブルをナビに、今春、私的ルーヴル八十八宝めぐりを実現(12年ごし・・)!

本来ならパリの街角動物のまとめが先だけど、12年ごしとあっては・・ここはルーヴルを優先!余韻に浸りつつ健忘録。

結局、2日間に渡り、88のうち74の宝をみることができた・・

 


e0082110_0442926.jpg

≪バルベリーニの象牙板≫
6世紀前半
象牙

532年、ペルシャ軍と和平を結んだ皇帝ユスティニアヌスの勝利の肖像を象牙に施したもの。素晴らしい浮き彫り技術。皇帝の勝利を祝う獅子や象の表情もいい。これらはディプティクと呼ばれ、生死者名簿、聖人者名簿、ただの買い物メモとして使われたよう(贅沢!)。17世紀初めにクロード・ファブリ・ド・ペレスクからバルベリーニ枢機卿へ贈られた。




e0082110_0452231.jpg

≪十字架降下≫
1260年~1280年頃
象牙

ゴルゴタの丘でイエスの遺体を十字架から降ろす場面。アリマタヤのヨセフがイエスの屍を引き取り埋葬しようとしている。イエスを取り巻いているのは、聖母マリヤ、アリマタヤのニコデモ、マグダラのマリヤ、ヨセフの母マリヤ、ガリラヤからイエスに従ってきた婦人たちなどである。やわらかな採光、浮かび上がるフォルム、まるで舞台のワンシ―ンをみるよう。




e0082110_0455138.jpg

≪聖フランチェスコの聖遺物匣≫
1228年以降
銅・金・クリスタル・エマイユ(七宝)

1224年、瞑想中に、両手足と右脇腹に突然苦痛が走った聖フランチェスコ。するとそこには、キリストの磔刑と同じ5つの傷跡が!!正にその瞬間を表したかのような描写に思わず微笑んでしまう。神の描写も唯一無二のユニークさ。私もこういうのがいい(^-^)。クローバーは幸せのシンボル、十字架を模している。聖フランチェスコといえば私にとっては"小鳥に説教をする心優しき動物の守護聖人"




e0082110_0461666.jpg

≪聖ラウレンティヌスの指の聖遺物匣≫
13世紀~14世紀初頭
銅・銀・金

聖ラウレンティヌスは生きながら熱した鉄格子の上で火炙りにされた3世紀の有名な聖人。その殉教のさまに感銘、たくさんの人が改宗したと言われる。信者は、聖遺物を見たり触れたりすることによって、ご利益を得らると信じていた。よって、見る者がつい触れたくなるよう意匠が凝らされた。像は、小さな細い指先型の聖遺物匣を愛しそうに抱えている。つい触れてみたくなる。




e0082110_0464290.jpg

≪ウェヌスの勝利を崇める5人の伝説の騎士たち≫
タレトゥム攻略の画家
15世紀前半
テンペラ・木

15世紀イタリアでは、結婚などの慶事に際し、贈答用や持参品として、この種のものがつくられた。そして、その主題には、きわめて世俗的、時にエロティックなものが選ばれた。女神ウェヌス(ヴィーナス)は股間からのまばゆいばかりの光線を発して騎士たちを誘惑している。騎士は、ギリシャ神話のアキレウスとトロイロス、英雄パリス、円卓の騎士のトリスタンとランスロット、旧約聖書の士師サムソン。出産祝いに贈られたお盆、イケメン好きだったに違いない!w




e0082110_047622.jpg

≪ウェヌスの勝利を描いた婚礼用小箱≫
ジョヴァンニ・ディ・パオロ
1421年
テンペラ・木

肝心の絵柄が見えないけれど・・ ウェヌス女神(ヴィーナス)が両脇に従えているのは目隠しのクピド、盲目的な愛を表現しているのだとか。結婚祝いにぴったりな一品。描いたのは、イタリアのシエナ派の画家ジョヴァンニ・ディ・パオロ。なんとも神秘的で装飾的。




e0082110_0473091.jpg

≪パリスの審判≫
フォンタナ工房
1540年~1550年頃
陶皿

16世紀のイタリアで盛んにつくられていたマヨルカ焼き。 神々が参列する結婚式、若き羊飼い少年パリスは、ヘラ、アテナ、アフロディテ-、三人の女神の中から最も美しい女神を選ぶことになった。美しい女神たちは自分を選んでくれた暁には ヘラ「アジアの土地を全て与える」 アテナ「戦いでの勝利」 アフロディーテ「最も美しい人間の女」 を授けることを約束する。結果は・・、歴史の影に女あり、アフロディーテを選んだばっかりに(男ってw)、トロイ戦争へと発展してゆく。。三女神のライザップ顔負けのムキムキぶりに見入ってしまった。


# by cocobear-riko | 2016-04-17 18:10 | 1er arrt | Comments(0)
救済と復活のシンボル・預言者ダニエルの祈り・・
e0082110_1724525.jpg奇しくもこの記事を書いている時に、郷里熊本で巨大地震「平成28年熊本地震」が発生しました。

発生後からお見舞いメッセージが途切れることがなく、心配して心を寄せてくださる皆さまのお気持ちに、心温まる思いでおります。ありがとうございます。

実家も、そして、さらに規模を広げて嫁ぎ先の別府まで・・ 人的被害はありませんでしたが、家屋の外壁や家の中、会社も、打撃を受けました。。

ラインに流れてくる鬼気迫る熊本の様子、3・11を経験しているので、その恐怖が生々しく伝わってきます。こんなに研究がなされていても予測のつかない天災、明日は我が身と思い、受け止めています。そして、皆の思いはひとつ・・

写真:≪獅子の穴のダニエル≫12世紀初期 フランス
獅子の穴に投げ入れられても翌日には無事に生還した、救済と復活のシンボルとして尊ばれている旧約聖書の預言者ダニエル。いまは「この地震はどうしたものか・・」と溜息をついているようにみえる。。

救済と復活のシンボル・ダニエルの祈りが被災地に伝わりますように・・




e0082110_1251274.jpg

【私的ルーヴル八十八宝めぐり④彫刻篇】

2004年1月発行
芸術新潮「精選!ルーヴル八十八宝めぐり」

美術史家の小池寿子さんがルーヴルの常設展示3万6000点から88点を選りすぐり、古代エジプトからドラクロワまで、効率よく楽しく回れるよう秘密の急所を伝授した永久保存版。私のルーヴル鑑賞におけるバイブル。そのバイブルをナビに、今春、私的ルーヴル八十八宝めぐりを実現(12年ごし・・)!

本来ならパリの街角動物のまとめが先だけど、12年ごしとあっては・・ここはルーヴルを優先!余韻に浸りつつ健忘録。

結局、2日間に渡り、88のうち74の宝をみることができた・・




e0082110_0343497.jpg

≪十字架降下≫
13世紀前半
木彫彩色

ゴルゴタの丘でイエスの遺体を十字架から降ろす十字架降下。幼中高の宗教の時間、学内にある教会で幾度とみた場面だ。キリストを受け止めるのは12使徒ではなくアリマタヤのヨセフ(右)とニコデモ(左)。ヨセフはイエスのために自分の墓を提供、ニコデモはイエスの埋葬のために膨大な量の高価なお香を捧げている。日本は鎌倉時代、仏師・運慶がいた時代。イタリアの木彫群像の繊細さに見入ってしまう。




e0082110_035236.jpg

≪悲しみのキリスト≫
イタリア北部
15世紀末
石炭石

半死半生の像の前で痛みを分かち合い、祈りを捧げるためにつくられた祈念像のひとつ。苦悶の表情を浮かべるキリスト、その脇にはキリストの死を嘆き悲しむ二人の天使・聖ヒエロニムスと聖マルコ、キリストを祝福する父なる神の姿もある。棺から半身をおこしたキリスト像は「悲しみの人(イマーゴ・ピエターティス)」とも呼ばれる。古代ギリシャ・ローマ時代に良く見られた人物像の彫刻ではなく、浮き彫り壁画、ビザンティンのイコン伝来の図像で表現されている。



e0082110_0352250.jpg

≪キリスト磔刑像≫
12世紀前半
木彫彩色

奇しくもこの記事を書いている間に郷里熊本で地震(後に前震ということがわかる)が発生した。すぐにでも帰りたい気持ち。亡くなった方、被害に合わせた方に祈りを捧げつつ・・。ドイツ・バイエルン地方のこの死せるキリストの柔和な表情に、今宵は少し救われた気分になった。。

余談・・
12世紀の終わり、パリは、セーヌを挟んで南北に広がり、ヨーロッパでも有数の都市に発展していた。フィリップ二世(尊厳王)は、十字軍遠征でパリを離れるにあたり、 この街を、全長5キロの壁で囲うよう命じた。 しかし、セーヌ河が市の東西を貫通している限り、街全体を城壁で囲むことは到底無理・・。そこで、1190年頃、外敵の侵入に備え、セーヌ河への出入りを監視するために城壁が築かれることになった。ルーヴルの誕生だ。





e0082110_0355090.jpg

≪キリスト磔刑像≫
15世紀末


バイエルンの死せるキリストから約300年、北にいくにつれ、その様相は凄惨さを帯びてくる。フランドル地方ブラバントのキリストはいかにも痛々しい。。中世後期、キリストの受難を我がものとする「同感受難」という考えが広まった。教会の権威が揺らぎ、ペストをはじめとする疫病が蔓延し、百年戦争(1337~1453)に疲弊した中世後期独特の精神風土が芸術と絡み合い、隆盛を極めた。

余談・・
15世紀、百年戦争(英仏)で疲弊するフランスは、混乱の時代に突入する。1415年、ノルマンディ上陸を果たした英軍は、やがてパリを占領、当然、ルーヴルも略奪される。シャルル七世がパリを奪還し、百年戦争が集結した後も、ルーヴルは放置されたまま、牢屋や兵器置き場に使われ、劣悪な環境になってしまっていた。その様子を描いたユベール・ロベールの《廃墟となったルーヴルのグランド・ギャラリーの想像図》(1796年)はルーヴル内の特別展へ。今回は見逃してしまった(同じテーマの別の作品はみた)。




e0082110_036222.jpg

≪瀕死の奴隷≫
ミケランジェロ・ブオナローティ
1513年~1515年
大理石

ここにきてやっと年代と作者名が入った。ミケランジェロの未完作品。16世紀美術において死は、肉体から離脱し、永遠の世界へと人々を誘う甘味な眠りとされるようになった。奴隷の足元には猿がいて、物質界の虜になった人間を寓意。奴隷は自ら衣をたくしあげながら、肉体の重みから解放されようとしている。




e0082110_0364831.jpg

≪裸のヴォルテール≫
ジャン=バティスト・ピガール
1776年
大理石

ピュジェの中庭からリシュリュー翼の一階に入ると、フランス王立アカデミーの古典主義の作品が並ぶ。ここでデッサンをしている人をよくみかける。ヴォルテールことフランソワ=マリー・アルエは、フランスの哲学者であり、作家、文学者、歴史家。啓蒙主義を代表のするひとりで、アカデミー・フランセーズの会員としても活躍。ピガールは70歳近くのヴォルテールを裸で表した。ギリシアでは英雄を裸で表わすのは常だったが、ピガールのヴォルテール像はリアルすぎた為に拒絶された。10年後、彫刻家ウードンが永遠性のあるドレープで下半身を覆った。見えそうで見えない・・日本人的には結果オーライだと思われる。




e0082110_0371144.jpg

≪カトリーヌ・ド・メディシスのトランジ墓像≫
ジローラモ・デッラ・ロッピア
1566年
大理石

当時、小池さんのガイドで一番衝撃的だった募像。トランジ像なるものがあるのか!と驚いた。小池さんはルーヴルを訪れる度にご機嫌伺いに立ち寄られるのだとか。私にとってのそれはクリュニー中世美術館の長老猿だ。フィレンツェの名家メディチケに生まれ、14歳でフランス王アンリ2世に嫁いだカトリーヌ。トランジとは、死後の肉体の変化を克明に造形した彫像のことで、フランスでは夫が亡くなると、妻は生きながらにして自分の墓をつくる風習があったのだとか。小池さんによると、死後の姿が無惨であればあるほど、哀れんで祈ってくれる人が多ければ多いほど、故人の罪は軽くなり、祈る人自身の罪も減少、トランジ墓像には免罪の効果もあったのだとか。それを知った後でみると、悲惨(そうにみえる)な墓像もどこか愛おしい。。

余談・・
1559年、アンリ二世が馬上槍試合で急死すると、お妃のカトリーヌ・ドゥ・メディシスは摂政として実権を握る。妃は、1564年から、今のチュイルリー公園の東隣に(かつては瓦工場があった)宮殿をつくりはじめるが、おりしも宗教戦争の真っ只中、新教徒がパリで大虐殺される事件を契機に、チュイルリー宮の工事は中断された。





e0082110_0374326.jpg

≪ヴァランティーヌ・バルビアー二の墓碑≫
ジェルマン・ピロン
1572年~1584年頃
大理石

こちらもトランジ像、ただし、生前と死後の姿が上下にわかれて表現されている。残念ながら生前の像は外出中でみることができなかった。。時代はルネサンス、上下で死と再生をかたどっているのだろう、と小池さん。マダムはフランスの王室の財政を司さどった大法官夫人だった。作者は、16世紀末のフランス彫刻界を制覇したジェルマン・ピロン。1573年、夫のルネ・ド・ビラグがこのトランジ像を注文した。




e0082110_0383524.jpg

≪アンリ2世の心臓用墓碑≫
ジェルマン・ピロン
1570年~1571年
大理石

引き続きジェルマン・ピロン作。11世紀~、ヨーロッパでは三分割埋葬が流行った。十字軍や戦争など遠隔地で歿した王侯貴族の遺体は、その地で解剖され、心臓と内蔵は取り出され、防腐処置がなされた。キリストの復活のごとく、内臓は現地で埋葬され、心臓は郷里へ、残った遺骸は大釜で煮て故人と縁のある地へ運ばれ、手厚く葬られた。アンリ2世はフランソワ1世(ルーヴルの父)の第二王子。ここは夜がいい。リヴォリ通りから窓越しにみえる墓碑彫刻群の美しさにうっとりする。




e0082110_17411029.jpg

≪イノサン墓地の死神≫
1540年頃
雪花石膏

パリの三大墓地と言えば、ペール・ラシューズ、モンマルトル、モンパルナス。でも、18世紀までは、イノサン墓地がパリ最大級の墓地だった。3区のレ・アル、イノサンの泉があるところだ。教会にはたくさんの亡骸が持ち込まれ、いい加減な埋葬がなされていた。その名残はパリの地下墓地カタコンブに見られる。「どれほど巧みに力強く生きていようとも、おいらのこの矢の一撃に逆らえる者なんていやしない。口を開けた蛆虫どもの餌食になるばかりさ」魂の管理人・イノサン墓地の死神は、いまも不気味に歌っている。。




e0082110_039105.jpg

≪シャルル五世の内蔵用墓碑≫
ジャン・ド・リエージュ 
1374年以降
大理石

シャルル5世は、フランス・ヴァロワ朝第3代の王、le Sage賢明王と呼ばれた。最初にドーファン(Dauphin)の称号を有した王太子、お印はドルフィン。この横臥像(おうがぞう)は、お腹にまるで鏡餅のような内臓墓碑を大事に抱えている。遺骸を収めた墓は、パリ郊外の旧フランス王国廟堂サン・ドニ修道院聖堂に置かれている。ジャン・ド・リエージュは、シャルル5世時代随一の彫刻家。仏像を思わせるバランスよくしなやかなドレープ、まっすぐな鼻と目の独特な彫りが特徴。

余談・・
14世紀、ルーヴルは、城壁から宮殿へと、華やかな転身を遂げる。シャルル五世は、円塔のひとつに、貴重な写本を973冊も集めたフランス国立図書館の前身「王の図書館」をつくった(リニューアル中)。、基礎です。





e0082110_040198.jpg

≪獅子の穴のダニエル≫
12世紀初期
大理石

サント・ジュヌヴィエーヴ聖堂にあったロマネスク期の柱頭彫刻。首をかしげたダニエルがなんとも可愛らしい。獅子の穴に投げ入れられても翌日には無事に生還した、救済と復活のシンボルとして尊ばれている。奇しくもこの記事を書いている時にまた、郷里熊本で本震とみられる巨大地震が発生した。。救済と復活のシンボル・ダニエルの祈りが被災地に伝わりますように・・


# by cocobear-riko | 2016-04-16 18:27 | 1er arrt | Comments(3)
私的ルーヴル八十八宝めぐり③古代エトルリア・古代ローマ篇
e0082110_1274825.jpg

2004年1月発行
芸術新潮「精選!ルーヴル八十八宝めぐり」

美術史家の小池寿子さんがルーヴルの常設展示3万6000点から88点を選りすぐり、古代エジプトからドラクロワまで、効率よく楽しく回れるよう秘密の急所を伝授した永久保存版。私のルーヴル鑑賞におけるバイブル。そのバイブルをナビに、今春、私的ルーヴル八十八宝めぐりを実現(12年ごし・・)!

本来ならパリの街角動物のまとめが先だけど、12年ごしとあっては・・ここはルーヴルを優先!余韻に浸りつつ健忘録。

結局、2日間に渡り、88のうち74の宝をみることができた・・
今回、作品のメンテナンス、貸出、入れ替えなどもあり、全てを網羅できなかった。古代エトルリア・古代ローマに至っては、5つのうちひとつしか見ることができなかった。




e0082110_025871.jpg

≪エウダイモンのミイラと肖像≫
エジプト・アンティエノ 2世紀
リネン
蜜蝋画

ローマ支配下にあってもなおエジプトで作り続けられていたミイラ。晩年は、棺も石棺から木棺になり、このエウダイモンのミイラのように、蜜蝋で描かれた死者の生前の肖像画が、ミイラの頭部を覆った。死者の顔に生き写しのマスクを被せる伝統はすでに古王国時代に現れているが、写真を見る限りでは、少々説得力に欠ける。これらの蜜蝋画は肖像画のはしりという説もある。ミイラはエジプト最後の王朝プトレマイオス朝時代までつくられた(かのクレオパトラが生きた時代)。ちなみにミイラの語源は防腐剤に使用された"ミルラ(没薬もつやく)"。お腹のあたりに「エウダイモンの幸あれ」と書かれている。ミイラは親族がいつても拝めるよう家屋の大切な場所に置かれていたとか。そして、時は流れ、古代が終わる。日本においては、卑弥呼が女王になるのはこの約200年後。

余談・・
1654年、貴族の最後の反乱、フロイドの乱が静まると 若き太陽王は、建築家のルイ・ルヴォーに命じて、母后の居室を改造させる。ロマネッリによる絢爛豪華な天井画が描かれた部屋は「アンヌ・ドートリッシュの夏の御座所」と呼ばれ、現在もここローマ彫刻の展示室(ドゥノン翼1階)に使われている。映画「仮面の男」では、ダルタニアンをガブリエル・バーン、アンヌ王妃をアンヌ・パリローが演じている。ダルタニアンはアンヌに薔薇一本を捧げ、最期の時に向かう。



# by cocobear-riko | 2016-04-14 20:01 | 1er arrt | Comments(0)
私的ルーヴル八十八宝めぐり②古代ギリシャ篇
e0082110_029523.jpg

2004年1月発行
芸術新潮「精選!ルーヴル八十八宝めぐり」

美術史家の小池寿子さんがルーヴルの常設展示3万6000点から88点を選りすぐり、古代エジプトからドラクロワまで、効率よく楽しく回れるよう秘密の急所を伝授した永久保存版。私のルーヴル鑑賞におけるバイブル。そのバイブルをナビに、今春、私的ルーヴル八十八宝めぐりを実現(12年ごし・・)!

本来ならパリの街角動物のまとめが先だけど、12年ごしとあっては・・ここはルーヴルを優先!余韻に浸りつつ健忘録。

結局、2日間に渡り、88のうち74の宝をみることができた・・




e0082110_035497.jpg

≪キュクラデスの偶像≫
紀元前2700年~前2400年
大理石

ルーヴルのサイトをみると 「腕を組んだ偶像」型の女性像の頭部 とある。当初はタイトル通り、胸の下で腕を組み、両足をつけ、爪先立ちをした、宗教的な役割を担った女性裸体像だったもよう。1910年前半に始まった狭義での抽象、モディリアニの絵画を思わせる。




e0082110_042365.jpg

≪サモスのコレ―≫
紀元前2700年~前2400年

コレ―とは若い女性の彫像のこと。アルカイック期を通じてつくられ、ギリシャにおける人像表現の伝統を築いた。美しい衣の装飾の縁には「ケラミュエースが捧げ物として我をヘラに奉献せり」と記されていて、最高位の女神、サモスの神殿のヘラに捧げられたことがわかる。ヘラと言えば嫉妬深さは天界一w!この美しさが気に障ったのか・・頭部と左手に握っていたとされる神殿の鍵は腕ごとない。。




e0082110_05146.jpg

≪ランパンの騎士≫
紀元前570年~前560年
大理石

なんともお洒落な髪型とお髭にも目が釘付け、こちらまでアルカイックスマイルになる(^-^)。アクロポリスに捧げられた大量の騎士の奉納品のひとつ。セロリの冠から、コリントスで行われたイストミア競技会(もしくはネメア競技会)の勝者を表現したとされる。イストミア競技会は古代ギリシア四大競技会のひとつ、開催は2年に一度、古代オリンピックの前後の年に開催されていた。

~ギリシャ美術を見て思うのは、断片と化してなお、絶大な存在感を保っていること。きっと、ギリシャ文明を担った人々が、人体の把握に大きな情熱を捧げていたからだろう。彼らが徹底した観察眼と深い思想から生みだした人のかたちは、顔がなくても胴がなくても、全体像を彷彿とさせる。~ 小池寿子

サモトラケのニケも然り。




e0082110_053451.jpg

≪ファイニッポスとムネサレテの墓碑≫
紀元前4世紀
大理石

栄華の象徴パルテノン神殿が建造された頃、アテネを中心とするアッティカ地方で盛んにつくられた浮彫墓碑。夫ファイニッポスは亡き妻ムネサレテの手を握り惜別の情を伝えている。でもムッシュの視線は他の女性(召使)にいってるようにも見える。。ギリシャ神話を思わせる。。w




e0082110_071066.jpg

≪眠るアリアドネ―≫
1世紀~2世紀
大理石

できたら天気のいい日の午前中に見てほしい・・と小池さん。朝陽に染まる寝姿がなんとも言えず美しい。怪物退治にクレタ島の迷宮へ入ったテーセウスに、アリアドネ―は脱出用の糸を与え無事帰還させる(難問を解決する鍵を「アリアドネの糸」という)。その後結婚の契りを交わすもののテーセウスは浜辺で眠るアリアドネをひとり置き去りにする。茫然自失のアリアドネー、果報は寝て待てと言うけれど、16世紀宗教戦争の真っ只中、 アリアドネーが眠るそのすぐ傍で、四人のカトリック同盟員が絞首刑にされている。。ちなみにここはカリアティードの間と呼ばれ(アンリ2世時代)舞踏会や公式会議に使用された。

余談・・
1546年、フランソワ一世は、建築家ピエール・レスコーに命じて、ルネサンス風の宮殿をつくらせた。残念なことに、完成を見ずして亡くなってしまうが。その後、息子のアンリ二世が引き継ぎ、1550年、このカリアティードの間を完成させる。




e0082110_073344.jpg

≪ボスコレアーレの銀製杯≫
ナポリ近郊
紀元前2700年~前2400年


死を深く見つめるために用いられた骸骨たちが楽しすぎる。「生きている間は楽しみなさい。明日には何があるか分からない」点線でこう刻まれている。Memento Moriメメント・モリに象徴されるように、死に対して恐怖を感じるのではなく、死を記憶して、今を精一杯楽しめ!ということ。・・いまふと時計を見たら4:44だったw




e0082110_07556.jpg

≪グロテスク≫
紀元前325年~前300年
テラコッタ(素焼き)

アテネの北、ボエオティア地方でつくられた小像。小さくて可愛いと思いきや死者の像。忌まわしいグロテスクな様相は悪の力を払いのける厄除けの力をもっているとされる。生と死、陰と陽、善と悪、この世の誰もが持つ二面性を象徴。




e0082110_081732.jpg

≪墓参り≫
紀元前440年~前420年
陶器

白地レキュトスと呼ばれる陶製の壺の中には、死者の身体を清めるための香油が入れられていた。墓碑に布を巻き、供物を捧げ、音楽を奏で、死者とともに飲食をする風習が繊細に描かれている。古代ギリシャの死生観を静かなカンパーニュ・ギャラリーで想う。




e0082110_082810.jpg

≪マントに包まれ二人≫
紀元前525年~前500年
陶器断片

小さな断片に遺された永遠の愛。。




e0082110_091396.jpg

≪アキレウスの死を嘆き悲しむネレイスたち≫
紀元前570年~前550年
ダモン画
陶器

アポロンに指揮されパリスが放った矢が踵に刺さり殺された英雄アキレウス。その亡骸の周りには、母である海の女神テティスと9人の海のニンフ、習慣に従い"泣き女"が髪を乱しながら葬儀を盛り上げ?ている。




e0082110_093876.jpg

≪踊る人たち≫
紀元前575年~前565年
陶器

鋭く美しく反る手首、エジプトの拍子木をふと思い出した。フランス人の友達に「ルーヴルが好き」と言うと「なぜ?オルセーの方がいいよ」と言われる。私にとってルーヴルは創造の宝庫だ。振付家でダンサーのニジンスキーも、この古代ギリシャの壺などに多く描かれた横向きのポーズに触発され、「牧神の午後への前奏曲」(ドビュッシー)の振り付けの参考にしたと言われている。その上演に触発された彫刻家のロダンも、ニジンスキーを彷彿とさせる躍動感溢れる彫刻をつくっている。


# by cocobear-riko | 2016-04-14 16:24 | 1er arrt | Comments(0)
私的ルーヴル八十八宝めぐり①古代エジプト篇
e0082110_1311467.jpg

2004年1月発行
芸術新潮「精選!ルーヴル八十八宝めぐり」

美術史家の小池寿子さんがルーヴルの常設展示3万6000点から88点を選りすぐり、古代エジプトからドラクロワまで、効率よく楽しく回れるよう秘密の急所を伝授した永久保存版。私のルーヴル鑑賞におけるバイブル。そのバイブルをナビに、今春、私的ルーヴル八十八宝めぐりを実現(12年ごし・・)!

本来ならパリの街角動物のまとめが先だけど、12年ごしとあっては・・ここはルーヴルを優先!余韻に浸りつつ健忘録。

結局、2日間に渡り、88のうち74の宝をみることができた・・




e0082110_23465134.jpg

上≪拍子木≫
第18王朝(紀元前1550年~前1295年)
カバの骨

下≪ハトホル女神の拍子木≫
中・新王国時代(紀元前2033年~前1070年)
カバの骨

日本はちょうど縄文時代、骨角器もつくられている。でもこの拍子木の美しさと言ったら。。エジプト美術の中でも優美繊細な一品。カバの骨で出来ていて、実用品(楽器のような役割)だったよう。ミイラの上を飛ぶバー(鳥)、バーはかつて住んでいた肉体かどうかを、その顔によって識別し蘇生する。顔を施すことは大事なことだったのだ。




e0082110_23474639.jpg

≪ラムセス三世の石棺≫
第20王朝(紀元前1184年~前1153年)
桃色花岡岩

なんて大きな石棺!「大きさ」は古代にとって重要な美の概念だったらしい。石棺には上記のバーが施されている。ここは"オリシス神のクリプト(地下祭室)"と呼ばれる葬礼美術が並ぶ一角、鎮座しているはずの冥界の王オシリスは残念ながら不在だった。。オリシスは弟のセトに殺害され、妹(妻でもある)のイシスに助けられて蘇生した。




e0082110_23483314.jpg

≪タムトネフェレトのミイラ棺・覆い≫
第21王朝(紀元前1070年~前945年)
木彫彩色

歌姫のミイラを納めた棺はマトリョ―シカ状!カルナック神殿アメン神(空気の神)の歌姫、クレオパトラとシーザーも訪れたことのある神殿で美声を響かせていた。手厚く葬られた様子を見ると、重要な地位にあったことが解る。カルナック神殿というとアガサ・クリスティ原作の映画「ナイル殺人事件」を思い出す。




e0082110_23491018.jpg

≪ネプケドの死者の書≫
第18王朝末期(紀元前1391年~前1353年)
パプルス

古代エジプトの巻物状の葬儀文書。副葬品のひとつ。ネプケドなる人物が母と娘を従えて冥界の王オシリスに供物を捧げ、死後の世界への旅立ちの安全祈願をしているシーンが描かれている。エジプト美術は死後の世界に捧げられた美術なのかもしれない・・と小池さん。今回、フランスの友達とも「人が最終的に行き着くところはアート」と話をしていたところ。誰も死後の世界を知らない。いつの世も誰もが死後の案寧を願い祈っている。多大なエレルギーを投じてつくられたエジプト美術の死後の世界感に、これからも誰しもが魅せられるだろう。




e0082110_23503457.jpg

≪ホルスに乳をあたえるイシス女神≫
末期王朝時代(紀元前664年~前332年)
青銅

前記したように、イシスは冥界の王オシリスの妹にして妻。幼子イエスの授乳する聖母マリア像の原型という説もある。




e0082110_23511411.jpg

≪猫のミイラ≫
末期王朝時代(紀元前644年~前332年)

可愛がっていた愛猫もミイラ化する習慣があった。私はどうもこのファラオ時代のコーナーは怖いもの見たさ・・得意ではない(でも呼ばれるのだ)・・何かに憑かれそうでそわそわする。。




e0082110_1534439.jpg

≪アメンヘテプ四世巨像≫
第18王朝(紀元前1364年~前1360年)
砂岩

カルナクにあるアメン神殿の東に位置する建造物から出土。アメンヘテプ四世は、神と人の唯一の仲介人、王の姿をした太陽神とされた。中学の歴史の自由ノートにこの像を描いたことを思い出す。このノートを提出すると通知表の評価が上がった。冊数が増すごとにまとめることが好きになった。まとめ癖はこれがキッカケ。東野先生はもういない。今更ながら多謝・・




e0082110_23515826.jpg

≪タペレトの碑≫
第22王朝(紀元前900年~前800年)
木に彩色

特別展「Mythes fondateurs. D’Hercule à Dark Vador(神話を探して。ヘラクレスからダースベイダー)」に移住していた。見落とすところだった。太陽を表すラ―神(ハヤブサの頭を持つ)と太陽光線を表す百合の花、今も色褪せない色彩と形象にビックリ。表には太陽を象徴するラー神、裏面には太陽が沈む姿を象徴するアトゥム神が描かれている。太陽と月、生と死、相反する二面性は永遠のテーマだと思わせてくれる。




e0082110_2353537.jpg

≪神妻カロママ立像≫
第22王朝(紀元前875年~前850年)
ブロンズに金・銀・エレクトラム象嵌

まずこのフォルムと伊藤若冲の鶏を思わせる綿密な描写に魅了される。手にはシストルム(マラカスのような楽器)を持っていたとされる。台座には「アメン・ラー神から愛されたアメン神の妻、神聖な崇拝者」とあり、生涯神に仕え、シストルムを振ってアメン神を喜ばせていたことがわかる。でもその憂いを秘めた目には、やがて訪れる王国の落日が映っている・・と小池さん。"カロママ"は名前ではなく役職名。ちょっとつくりたくなってきたw


# by cocobear-riko | 2016-04-14 00:45 | Comments(0)
PARIS SANS PAROLES 2016
e0082110_034080.jpg





e0082110_1845556.jpg





e0082110_18445998.jpg





e0082110_1847444.jpg





e0082110_051584.jpg





e0082110_081687.jpg





e0082110_18551299.jpg





e0082110_061315.jpg





e0082110_0103321.jpg





e0082110_0111574.jpg





e0082110_011566.jpg




# by cocobear-riko | 2016-04-12 15:38 | Paris | Comments(0)
La Réserve Paris
e0082110_5265747.jpg

今回のパリも、後半はアパルトマンからホテルに移動。シャンゼリゼ通りとフォーブル・サントノレ通りに挟まれたガブリエル通りへ・・




e0082110_53355.jpg

ピエール・カルダン邸跡に昨年オープンしたラ・レゼルヴ




e0082110_5344672.jpg

ショコラの旅友ご推薦のホテル、ビビオテックも素晴らしい。




e0082110_5462481.jpg

ジャック・ガルシアによる上品で洗練されたインテリア




e0082110_5371067.jpg

スノッブに陥らない温かみの感じられるサービスが心地よく、快適に過ごせました。




e0082110_5502532.jpg

Tout y a été parfait♡ la télé intégré au miroir テレビは鏡の中!




e0082110_5431969.jpg

操作は全てタブレットで(ロワイヤルモンソーもペニンシュラもそうだった)




e0082110_5424110.jpg

全てに美しいホテルだった。。




e0082110_541954.jpg





e0082110_5392896.jpg





e0082110_5513795.jpg





e0082110_5575117.jpg





e0082110_5353450.jpg

Hôtel La Réserve
42 Avenue Gabriel, 75008



# by cocobear-riko | 2016-04-12 15:35 | Paris | Comments(0)
パリで作ったもの食べたもの♡2016春
e0082110_3455260.jpg

いつものアパルトマンのキッチン。




e0082110_3463040.jpg

パリ到着後すぐにボンマルシェに買い出しに。




e0082110_3482663.jpg

初日のディネ。ビオの野菜、気にいった!ボンマルシェブランドのムースは流石の美味しさ。これからスタートするパリ滞在を思い、じわじわと幸せ感がつのる瞬間。




e0082110_3485190.jpg

ある日のディネは、リュクサンブール公園脇のレストランでテイクアウトした、レンズ豆と人参のカレーとバゲット。リピート間違いなし!




e0082110_413667.jpg

カレーは美味しかったけどパイは私には甘すぎたかな。。




e0082110_453113.jpg

バゲットコンクール2016で優勝した6区のブ-ランジェリー。街歩きの途中で買ったので、アパルトマンに戻る頃には半分にw




e0082110_412927.jpg

ある日のプチデジュネは、セバスチャン・ゴダールのクロワッサン。ホントに美味しい。ゴダールで一番好きかも。




e0082110_3573277.jpg

ある日のディネは、ボンマルシェで買った薄切り牛肉(しゃぶしゃぶ用)をソテー。余ったトマトでソースを作る。




e0082110_4164135.jpg

仕事中に無音で作業をしている時はかなり集中している時。。パリでエヴァンの抹茶のショコラショーとチーズケーキを食べたくなったら相当疲れている証拠。。




e0082110_4173172.jpg

「チーズケーキはフランス菓子ではない」と某パティスリーの店員さんが言っていたけど、疲れている時のフランス菓子はヘビーなのだ。。この後、さぬき屋でうどんも食すw




e0082110_4253588.jpg

アパルトマンからホテルへ移動。ウエルカムショコラはパトリック・ロジェ。
※メッセージカードの字が解読できズ・・w




e0082110_428188.jpg

ウエルカムシャンパーニュ♡




e0082110_430426.jpg

ある日のデジュネはフランスのお友達とホテルのレストラン Le Gabriel へ。




e0082110_512348.jpg

ムニュより、私はお肉のコースをチョイス。アヴァン・アミューズ(avant amuse)はシェフのセンスの見せ所。メインに響かない量と味付け、大好きなセロリの風味を感じるスープ、美味でございました。




e0082110_4321370.jpg

前菜、烏賊の絶妙な火の通り、味わい深いソース、もう一度食べたい。。




e0082110_4364168.jpg

プラは仔牛。八角を入れたら角煮になる・・アジアを思わせる調味、流行りなのかな、確か前にも一度食べたことがある。




e0082110_4394594.jpg

シトロン・・ギモーヴ・・一口ごとに楽しさが広がる。無言で一気に食べてしまった♡




e0082110_443775.jpg

デセールの後のデセール。ブリオッシュにショコラをつけて。これも美味しい。満腹なはずなのについ・・次の日の朝食に持って帰りたかったw




e0082110_16544021.jpgカフェは私の部屋で飲むことに。

部屋の飲み物は全て無料(シャンパンとワイン以外)








e0082110_451273.jpg

ある日のお夜食はルームサービスでハンバーガー(渡仏中なぜか必ず食べたくなる)




e0082110_4533878.jpg

ある日のプチデジュネはルームサービスで。




e0082110_455437.jpg

今度、熊本でこんな風に作ってあげよう。




e0082110_4561745.jpg

上品なパンケーキ。




e0082110_459883.jpg

今までに食べたプチデジュネで一番好き。またいつか このプチデジュネを食べるために ラ・レぜルヴに泊りたいな。

Tout est bon♡



# by cocobear-riko | 2016-04-12 15:33 | Paris | Comments(0)
le Pont des Arts(芸術橋)の移り変わり
※前にupした記事ですが、芸術橋の移り変わりがよくわかるよう、写真を追加してまいります。




こちらはお土産のポストカードより昔の芸術橋(年代不明)
「Amoureux sours le pont des Arts(芸術橋の下の恋人たち)」
e0082110_22315840.jpg





2006年
e0082110_22532420.jpg





2007年
e0082110_22555584.jpg





2008年
e0082110_2258035.jpg





2009年(この辺りからちらほら南京錠が増えてくる・・)
e0082110_2304721.jpg





2010年
e0082110_2312156.jpg





2011年
e0082110_2334532.jpg

遠くから見ると・・南京錠はクリスマスのイルミネーション(豆電球)のよう。南京錠も積もればアートになる。?




2012年
e0082110_244592.jpg

e0082110_222945.jpg

足し算の美学とは程遠い 、、最近では避けて通りたい気分の芸術橋。。もう追いつかない程の速さで増殖中。。帰ろうとしていたらベンチに座ったマダムがパイプをふかし始めた。なんだかこういう光景が似合う、摩訶不思議な橋になってきている。。




2016年
e0082110_17511299.jpg

e0082110_17531545.jpg

e0082110_17515996.jpg

e0082110_17524116.jpg

南京錠が一掃されて久しぶりにスッキリした芸術橋。更新も久しぶり!(なんと4年ぶり) 強化ガラスには南京錠は施錠できないであろう。しかしすでに黒板状態に。。




ーーーーー




おまけ・・

芸術橋の近くに消防署の出張所を発見!100年周期で洪水の被害を受けているパリ、洪水の爪痕が残っている。詳しい記事はコチラ
e0082110_2363014.jpg

e0082110_2355531.jpg

e0082110_2361651.jpg

e0082110_2364714.jpg

e0082110_2365536.jpg




# by cocobear-riko | 2016-04-11 18:24 | Paris | Comments(5)
Printemps 2016 Paris♡
e0082110_212592.jpg

只今〆切りの仕事をしつつ、この度のパリで撮った一眼レフ画像を編集中。気付いたら1,000枚近く撮っていて、この後の動物たちのまとめが大変そう。。

一枚目は、パリの後半に歩いた16区、パリの高級住宅街にあるサント・ペリーヌ公園の桜。ここも もちろん 動物探しの途中で見つけた 四方を建物に囲まれたこじんまりとしたのどかな公園。なんでも前に子供の誘拐騒動があったらしいけど、危険はどこにでも潜んでいるものなのだ。

さくさく歩いていると現地の人と思われ道を聞かれたり、建物(動物たち)を撮影していると その歴史を教えてくれる人がいたりする。そして、美しい景色にふと足が留まるひと時が、パリ歩きの醍醐味だ・・

Parc Sainte-Périne
39 rue Mirabeau, 75016




e0082110_237323.jpg

初日、今回の前半の宿泊はポンヌフ近くのいつものアパルトマン、初のle grenier(屋根裏部屋。遠くにノートルダムとアンヴァリッドがみえる)でまるで住んでいるように快適に過ごせた。さっそくボンマルシェに買い出しへ。




e0082110_0453972.jpg

明けて・・小雨まじりのパリ。。晴れ女なのに。。まずはアパルトマン近くのポンデザールへ。南京錠が一掃されて強化ガラスになってる!でも、しつこく南京錠、そして、黒板化。。




e0082110_23315320.jpg

新しくなったドゥマゴでカプチーノ。その前に、ボナパルト通りが楽しすぎてスロースタート。いつものこと。




e0082110_0135346.jpg

連日冷たい雨のパリ。でも、フランス人は傘をささない、ホントこれにはいつも驚くw 今回は体調不良で毎日薬のお世話になっていたけど、雨ニモ負ケズ一日のノルマはほぼ達成。3度目にしてやっと見つけることができたオブセルヴァトワールの象(像)は、エンジェルが象の耳を広げているという凝りよう。クリュニー中世美術館では運よく通用門が開いて長老猿の元気な姿を拝むことができた。心配して励ましてくれたのかな・・疲れも吹き飛ぶ。




e0082110_05273.jpg

でも、雨のパリもまたよし。雨でしか出合えないものもある。




e0082110_0184288.jpg

街歩きの途中、久しぶりに大好きなデロールへ。

DEYROLLE
46 rue de Bac, 75006




e0082110_0254874.jpg

これまた街歩きの途中、バゲットコンクールで1位を獲った6区のラ・パリジエンヌでバゲットを購入。歩きながらつい半分も食べてしまい口の中を傷付けてしまった。とほ。ディネはリュクサンブール公園脇のお総菜レストラン(というのか。店構えからして美味しい。というのかw)でテイクアウトしたレンズ豆と人参のカレー。好物の仲間入り。




e0082110_0464449.jpg

トイレ休憩は通りがかりのボンマルシェへ。いつかは欲しいと思っているOLYMPIA LE TAN(オリンピア・ル・タン)のクラッチバッグに、川端康成「千羽鶴」を発見!表紙画は大好きな小林古径ではないか!よくぞこの小説をバッグにしてくださった。あっぱれ!




e0082110_125460.jpg

今回の一番のお楽しみ、かれこれ12年ごし、私のルーヴルのバイブル 美術史家の小池寿子さん案「ルーヴル八十八宝めぐり」をナビにルーヴルへ。連日の雨で靴が乾かなかったので已むなく着物で。帰国して夫に「もっと歩きやすい靴を持って行くべきだ」と言われたけど、運動靴だとかえって疲れるのである。。途中マドレーヌのジアン工房を往復しつつ 最終の21時30分まで居座ったけど、結局、2日かかってしまった。88のう75のお宝をみる(探す)ことができた。レポは後日またじっくりと。
※写真は、古代エジプト美術で「神妻カロママ立像」他をみる私。




e0082110_163744.jpg

でもやはりテロの影響か・・行列用のチェーンも無用の長物状態。。




e0082110_182551.jpg

ルーヴルを抜けだしてマドレーヌのジアンで絵付けを体験。日本語堪能なソレーヌさんのガイドのお陰で素敵な時間を過ごすことができた。ジアンの社長さまにもお目にかかれてラッキー。絵付けは簡単ではなかったけど・・ジアンが益々好きになった。




e0082110_1123629.jpg

疲れがピークに達した日、サントノーレのエヴァンカフェでいつもの抹茶のショコラショーとチーズケーキ。これまた大好きなペランパリでは3ウェイバッグを購入。ディネはボンマルシェで買ってきた薄切り肉(フォンデュ用)を焼き肉に。アパルトマンでの最後の晩餐。




e0082110_1144475.jpg

Marathon de Paris 2016
またパリでみることができた!元気をもらった!




e0082110_2265580.jpg

アパルトマンから今回もシャンゼリゼ界隈のホテルに移動。なにもかもが美しすぎる・・話題の元ピエール・カルダンの邸宅跡 Hôtel La Réserve レポは後日またじっくりと。

Hôtel La Réserve
42 Avenue Gabriel, 75008




e0082110_1311828.jpg

やっと青空をのぞかせてくれたパリ、穏やかなパリ。左岸のノルマが終わった。




e0082110_1325774.jpg

充実のパリ滞在から帰国の途。最後にホテルのプチデジュネをルームサーヴス。ラ・レゼルヴのマスコットの象に思わずニンマリ。もちろんパリの街角動物の仲間入り(玄関の扉に象の像) 食レポも後日またじっくりと。




e0082110_1444539.jpg

ド・ゴールまでのお迎え時間まで16区へ。今回最後に撮ったのは16区のカラスとキツネ。ラヌラグ公園の銅像は知っていたけどフォンテーヌ通りのモザイク壁画はフランス人の友達情報によるもの。でも、ラヌラグ公園のキツネの尻尾が悪戯か・・尻尾がもぎ取られていた。。悪巧みの代償かもしれないけれど・・残念。。




e0082110_1383264.jpg

パリで着物も今回も大好評。




e0082110_262566.jpg

Au revoir paris♡



# by cocobear-riko | 2016-04-11 17:00 | Paris | Comments(0)



Mariko TSURUTA, je suis créatrice d'animaux, d'ours en peluche. テディベア、動物作家の鶴田眞利子です。Tous droits reserves copyright(c) 1995-2017 Coquin Coquine Bear 
by cocobear-riko
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
検索
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
HP他
最新の記事
納品情報@Dear Bear..
at 2017-04-11 02:14
初日レポ!くまモン大集合@日..
at 2017-03-30 07:40
最新情報!テディベア(くまモ..
at 2017-03-28 02:03
テディベア(くまモンバージョ..
at 2017-03-22 06:46
「くまモン大集合」@日本橋三..
at 2017-03-16 06:52
以前の記事
2017年 04月
2017年 03月
2017年 01月
more...
最新のコメント
〇〇号は私も気に入ってい..
by cocobear-riko at 04:48
(どうも長文だと送れない..
by cocobear-riko at 04:46
鍵コメさま わ~コメン..
by cocobear-riko at 04:45
真弓さん 新しいノート..
by cocobear-riko at 01:31
しっかり予習出来ました^ ^
by 杉藤真弓 at 16:28
カテゴリ
鶴田のイベント情報
トランクはパリに預け・・
Paris
1er arrt
2e
3e
4e
5e
6e
7e
8e
9e
10e
11e
12e
13e
14e
15e
16e
17e
18e
19e
20e
クマたちがいる風景
いろいろ
タグ
ライフログ
画像一覧