<   2008年 06月 ( 14 )   > この月の画像一覧
「さくらんぼの実る頃」

e0082110_15482630.jpg シャンソンで好きな曲は?と聞
 かれて

 「さくらんぼの実る頃」

 をあげる方、多いのではないで
 しょうか。

 「フランス人に何かものを頼むよ
 うなことがあったら、5月か6月に
 限る」

鹿島茂先生いわく、この時期は、フランスでもっとも気候のいい季節で、しかも、もうじき、人生の生きがいであるヴァカンスがやってくるということで、=だれもが寛容になる、ということ。そういえば、パリの知り合いからのメールに、あと数日で子供の学校がヴァカンスに入る、と書いてありましたっけ。もうそういう時期なんですね。
福島より"さくらんぼ"が届きました。美味しい。とっても。なんて上品なお味。さくらんぼ大好きです。フランス人はこの佐藤錦の味をどう思うでしょうか。きっとヴァカンスよりも虜になってしまうのでは・・ merci
e0082110_15512764.jpg

昨日は、今日まで開催の「ミヤワキ マコト展」へ。表参道・ロワゾーブロカンテにて。ここのオーナーは熊本の方にて、店員さんも九州人が固めているのですね。今の店長さんは一ヶ月前に熊本から出てきたばかりで、まだあったかい方言を聞くことができました。嬉し懐かし。
留守番組にはロワゾーの洋服を、私は、誠さんセレクトの古物探し、です。両者ともいい出合いがありました。この展示会に行くと必ず何かに出合えます。お初の友達も感動していました。

・32色入り(だったと思われる)クレパスの木箱
・毛糸スタンド(茶色の毛糸つき)
・黒のスモッグ(子供用(笑))
・カルティエ・ブレッソンの引き出し(8段!)

上から小さい順にリストアップしてみましたが、持って帰り易いように、誠さんは、古い白い布(テーブルクロス)とクリップで、それはそれは芸術的に梱包してくれたのでした(写真撮っておけばよかった><)。しかし、都内は、サミット前にて、厳戒態勢、あちこちに警察官がたっていらっしゃいます。職務質問されるのでは!な、ドロボーの小道具のような荷物っぷりでしたので、笑、緊張しましたが、無事に帰宅、さっそく模様替えをして、アトリエがまたそれらしくなりました。

写真は、クレパスの木箱からぽろりと出てきたガビョウ

こんなガビョウは初めてみました!針の部分は土台をくり貫いてつくられています。その形はまるでエッフェル塔のよう・・
「これだと壁に不必要に大きな穴が開いてしまうけど、今の時代なら受けるかも」
と誠さん。あまりの楽しさに、映画をみる予定がずれ込んでしまい、予定変更となってしまいましたが;、植物の標本、タロットカード、携帯用ナイフ、海軍のセーラー、フェルトの帽子、おサルさん、小さな郵便用木箱、ストライプの布地、一方通行?な砂時計、昔のエルメスの白くて平たい箱、これはまるで映画のテロップをみるような・・、心引かれるものばかりでした。

好きな空間に囲まれるってこんなに幸せなこと、と思った、雨がしとしと日曜日、でした。明日からはいよいよ下半期のスタート!いいスタートがきれそうです☆

大阪の金魚教室用に、フランスのシルクを買いました。これで只今サンプル製作中です!

クレパスの木箱には、清里(お教室用)のニホンリスがズラリと並ぶ予定♪
e0082110_21465371.jpg

by cocobear-riko | 2008-06-30 17:06 | クマたちがいる風景 | Comments(4)
「フライド・グリーン・トマト」
e0082110_0255284.jpg

偶然にも、「夕映えの道」も「キッチン・ストーリー」も「フライド・グリーン・トマト」も、友情、同姓の友情を描いたものでした。
※ライフログをご参考に。

人生に疲れぎみの中年主婦エヴリン(キャシー・ベイツ)は、ある日、老女ニニー(ジェシカ・タンディ)と知り合いになり、シェエラザードの如く、彼女の語る昔話の虜になっていきます。

フライド・グリーン・トマトは、アメリカ南部の郷土料理(かな?)で、ニニーが営んでいたレストラン「ホイッスル・ストップ・カフェ」の名物料理。この映画の中での登場は2シーンしかありませんが、時代、世代を繋ぐ、少し酸っぱくて歯応えのある味を想像します。作ってみたいなぁと思いましたが、グリーンのトマトは、見てくれ主義の日本、日本のスーパーでは、目にすることはありません。

人種差別、女性蔑視、ドメスティック・バイオレンス、豊かさの中の小さくて大きな問題、時代ごとに悩みは変わっていくものですが、エヴリンは二ニーの"過去"に、二ニーはエヴリンの"今"に励まされていく姿に感動しました。

キャシーベイツが面白い。「ミザリー」では小説家の熱狂的なファンを、「タイタニック」では実在した富豪夫人を包容力いっぱいに演じましたが、エヴリンはちょうどそれを足しで2で割って水で薄めた感じでしょうか。日頃は大人しいエヴリンが、スーパーの駐車場を横取りしてオバサン呼ばわりした生意気な若者(女子二人組み)の車をボコボコにした時は、スッキリしました。笑

写真は、オアフ島のクアロア牧場。クアロアは長い背中という意味。長い岩山や大地が広がり、ジュラシックパークのロケ地にも使われました。初めての乗馬、馬のギャロップに、年甲斐もなく「ひぇ~」「きゃ~」の私でしたが、私が乗った馬は牛のようで(斑とつぶらな瞳が)穏やかでいい馬でした。クアロア牧場の話はまた次回へ続く・・
by cocobear-riko | 2008-06-29 00:44 | クマたちがいる風景 | Comments(0)
「Rue du Retrait 夕映えの道..」
e0082110_23195865.jpg

映画をみ終わった後で、3時間待たされたドゴール空港で知り合ったマダムからメールが届いたのも、なにかのご縁か、、彼女の住まいもパリ20区・・

錫婚式のオーダーベアをつくりながらたくさんの映画をみました。
心に残ったのは、フランス映画「夕映えの道」、原題は「Rue du Retrait(リュ デュ ルトレ)」、20区に現存している通りです。
でも、ここが"パリ"だとわかるのは、冒頭の1区のシーン、セーヌだったかエッフェル塔が遠くに映っていたか・・とにかくキラキラに輝くパリの夜と、主人公の老女が坂道を上るシーンで背後にちらっと映るポンピドーセンター。

主人公は仕事では成功をおさめたけれど、家族もなく中年にさしかかった女性ジャーナリスト、年下の彼と交際中。彼女は、近所の貧しいひとり暮らしの老女と知り合います。

ジャーナリストは綺麗でもないし、老女も頑固で不潔でボケていたり患っていたりするのですが、ルネ・フェレ監督ですか、こういう視点っていいなぁと思いました。日本でいうなら、是枝裕和監督かな。

年寄り笑うな 我が行く道

と言いますが、老女の老いを見つめながら、このジャーナリストは、生きることの愛しさ、大切さに気が付いたのではないかなと思いました。奇麗事ではない、お洒落なパリはここにはありません。20区が舞台というのもいい。

「夕映えの道」は、2003年、岩波ホールで上映されました。2003年にみても、その良さは、わからなかったかもしれない。。

錫婚式のベア(写真)が身に着けているブレスレットは、お預かりしていた結婚指輪。
中綿に低反発チップを使用して、なんともいえない触り心地に仕上げました。
ファブリック~小物もほとんどがフランス製。ドレスは100年とはいわないものの、とても古いもの。気に入ってくださるといいな・・

精根使い果たしました。今宵はちょとだけ小休止☆
by cocobear-riko | 2008-06-27 23:35 | クマたちがいる風景 | Comments(4)
「錫(すず)婚式」
e0082110_15143123.jpg

今、ちょうど、結婚10年目のお祝いオーダーベアを製作中ですが、6月の花嫁だったのですね、当時の甘くとろけそうなお写真を拝見しながら(今ももちろんお幸せ)、いつまでも作っていたい気持ちで、ゆっくりじっくり作らせていただいております。

結婚10年目は錫婚式

・錫のように美しさと柔らかさを兼ね備えて  

・錫製品、装飾品などがラッキーアイテム

なのですね。幸せなお家を、ご家族の心を装うベアを仕上てまいりましょう。

写真は、ムーリス(ホテル)前。結婚式の二次会のお開き時間にちょうど出くわしたのですが、子供たちの装いが可愛らしくて、天使のようです。

みなみなさま、末永くお幸せに・・

ps
ちなみに我家は「磁器婚式(20周年)」
by cocobear-riko | 2008-06-19 15:26 | 1er arrt | Comments(8)
健康な頭皮は青白い!
e0082110_11454387.jpg

それで、この週末は、いつも行っているヘアカラー専門店(カットなどは一切なし、カラーだけ)で、ヘッドスパを初体験したのですが、今もまだ余韻が続いている程、気持ちがよかったのです。2回くらい幽体離脱しました。笑
ヘッドスパは、頭の血行促進・頭のたるみ予防・抜け毛や薄毛予防、育毛・癒し・髪のトリートメント、に効果があるとか。頭のたるみ、、顔のたるみは頭から始まっているわけですね。。たるみがコワイわけではありませんが、笑、「では、まず、頭皮の診断をさせていただきます」と、真剣な眼差しで髪の毛を丁寧に掻き分けながら診断する先生(と言いたくなる)を見ながら、専門職って凄いなぁと思ったのでした。

「鶴田さんの頭皮はピンクですねぇ」
ピンク♪よいのでは♪と喜んでいると、
「不健康です(キッパリ)、健康な頭皮は青白いんです!22時~2時の間は飲食禁止、就寝してください、お酒はほどほどに、生活習慣を見直してください!」
とのこと。一休さんは、とっても健康なわけです(笑)。先生、格好よかったし、ヘッドスパに行くために疲れてしまおうかなぁと思ってしまいましたが、現代は正にその"循環"ですね。

ここでは、手足の手入れもしているのですが、いつか時間が出来たら、ネイル教室にも通いたいなぁと思っている私です。手入れをすることによって爪が強くなりました。嫌なささくれもなくなったし。針作業で爪のネイルはすぐにダメになってしまいますが、この間、誰からでしたか、、「手が綺麗ですね」と言われて、今までコンプレックスだっただけに、とても嬉しかったんです。

気に留めてちょっとケアをする

中高年の生徒さんたち(人生の)こそちょっと必要なことだなぁと思いました。
by cocobear-riko | 2008-06-17 12:21 | いろいろ | Comments(5)
人生はあけてみないとわからない!
e0082110_1451971.jpg

この週末は、クマ&ドール三昧でしたが、みなさま、お疲れはででいませんか。

この時期の楽しみのひとつに、クマ友の長棟まおさん主催の会「ぷふふ展」のDMがあります。毎年、浜松町のイベントが、お披露目会になるのです。今年も撮影協力をさせていただきましたが、素敵な仕上がりですね。出来立てのほやほや、イベントはまだ先ですが、DMご希望の方にはお送りいたしますので、遠慮なくメールくださいね。今年は、まおさんのリモージュボックスコレクションに合わせて、私たち作家が、ボックスに入る大きさの何かをつくりました(つくっています←まだ製作中の仲間もいるので;あ、私もあともうひとボックスつくるのでした。笑)。写真はほんの一部です。rtsuruta@nifty.com
※参考サイト・・・ショップリモージュリモージュボックス(ブログ形式)

イベントの帰り、まおさん(飯友でもある)と他クマ友(みな酒好きである)4名で、浜松町でアフリカンを食べることに。が、結局ご縁がなく、通りすがりのお店に入ったのですが、ここがもう◎で♪、日本人はやっぱりお魚!(と日本酒)と思った、至福の夜でした。大将自ら、毎朝、築地で新鮮な食材を選んでいるそう。刺身好きは泣いて喜ぶかも。たらふく食べて飲んで一人3000円代というのも嬉しい。

駅のすぐそばに屋形船の船着場があったり、こんなに新鮮で美味しいお魚を食べさせくれるところがあったり、テラス席は夜風(潮風)も心地よくて、浜松町を見直しました☆
早く来年にならないかな~浜松町に用事はないかな~(笑 支店をチェックしましょ)。

「うおきん」

超大辛の日本酒、美味しかったぁ・・

ドールのイベントでは、素敵なファブリックや古物との出合いもあり・・(創作意欲がわいてますわいてます♪)
by cocobear-riko | 2008-06-16 01:54 | 鶴田のイベント情報 | Comments(2)
「les enfants du marais」
e0082110_2382050.jpg

「沼地の子供たち」、「クリクリのいた夏」、後者が邦題ですが、その実、私も、タイトルでセレクトした一本です。前者と後者では印象が違いますものね(笑)。
今日も映画な一日でした。1930年代フランスのとある沼地(マレ)の畔のお話ですが、自由と豊かさと無垢の愛を感じた、いい映画でした。しみじみ・・

自由人は、自分では決して自由とは思っていなくて、豊かさとは何かを知っていて、世の中に、身近な人に不満はあっても、心が動くままに暮らしている。これってやっぱり羨ましいなぁと思うのですが、、

主人公のガリスは、正にそういう生き方をしているひと。結果、彼の周りには、いろんな人たちが集まってきます。少しばかりおつむの弱いクリクリの父親(ガリアは尻拭いばかりさせられる)、かつてマレの住民だった大富豪、未亡人のマダムからは庭の手入れを任され、詩人からは壁紙を何にしたらいいか相談される。彼は"ひとり"になりたいのに、なれないのです。そういう人、いますよね。放っておけない人。でも、自由人は、風任せ・・

豊かな自然に恵まれたマレで、自生しているスズランの花をブーケにして売ったり、カエルやエスカルゴ獲りを依頼されたり、自給自足の生活は、マレの生活は、フランスらしさと憧れと贅沢がたくさんつまっています。
「奇人たちの晩餐会」の故・ジャック・ヴィルレがクリクリの父親役ですが、またいろいろやってくれています。笑

明日は、浜松町に行ってまいります。都の産業貿易センターで、ドールとテディベアのショーがあるんです。私は参加しませんが、仲間たちに会えることを楽しみにしています♪
by cocobear-riko | 2008-06-14 00:04 | いろいろ | Comments(2)
「le diner de cons」
e0082110_2245529.jpg

邦題は「奇人たちの晩餐会」

映画です。今回、12本レンタルした内の一本、bokuさんオススメの一本でもあったのですが、やっと見ることができました。映画で笑ったのはもしかしてこの映画が一番かな?と思うくらい面白かったです。最近、お笑いブームで、「レッドカーペット」は一家で"大笑"していますが、それをも上回る作品かも(ジャンル違うけど;)。

パリに住む編集者のピエールは、毎水曜日、友人たちとディナーを取ることを習慣としています。でも、そのディナーは単なる食事会ではなく、誰が一番おヴァカなゲストを連れて来るかを競う悪趣味なものでした・・

いかにもブルジョアらしい趣味ですが、ジャック・ヴィルレ扮する"フランソワ・ピニョン"(ここはやっぱりフルネームで)のcon(コン おヴァカ アホ)ぶりはもうなんというか天才的☆「なんだいい人じゃない・・」とホロリときそうになると次の瞬間にはイライラさせてくれる(笑)。翻訳者にも拍手を贈りたい。

con(コン)とfou(フ)の使い分けがイマイチわからないのですが、、
fouは、シャンソンと簡単な読み物(フランス語)を習っていた時によく登場していた言葉でした。フランス人は好きなのでしょうか。coqu(コキュ 寝取られ男)という言葉にも異常に反応しますね。笑

Jolie la campagne.. J'aime beaucoup la France. Si vous n'aimez pas la mer, si vous n'aimez pas la montagne, si vous n'aimez pas la ville.. Allez-vous faire fou !
田舎は美しい.. 俺はフランスが大好きだ。もし海が嫌いで、山が嫌いで、街が嫌いなら.. もう勝手にしやがれ!

ご存知、映画「勝手にしやがれ!」の冒頭の有名な台詞ですが、conはfouよりも、親しみを感じますでしょうか。

主人公の家は、大学通りにあります。窓の外にはエッフェル塔。家の中には名画と骨董品。私はどちらかというと晩餐会のゲストタイプだと思われますが(笑)、映画を見終わった後、この映画の登場人物の中で一番のconは誰か?を話合うのも面白いかも。
by cocobear-riko | 2008-06-12 23:35 | クマたちがいる風景 | Comments(0)
La Guinguette
e0082110_05914100.jpg

ガンゲット

ガンゲットは、郊外の森などにある、安酒場、ダンスホールのこと。17世紀後半に登場し、1880年~1938年に黄金期を迎えます。
酒税から逃れる為に、市民は、城壁の外、郊外に集ったのでした。そして、ガンゲットにはアコーデオンがつきもの。

写真は、ガンゲットではありませんが、オデオンのカフェ風景、知人を待っている間の一枚です。アコーディオンに合わせて、通りがかりのアベックが踊り始めました。アコーディオンは、思わず踊りたくなる音を奏でますね。

アコーディオニストのムッシュは、サン・ジェルマン・デ・プレでも演奏をしていました。フランスには、一家に一台、アコーディオンがあると、かとうかなこさんがおっしゃっていましたっけ。我家にもほしい・・(習いたくなってきました~笑
by cocobear-riko | 2008-06-11 01:20 | 5e | Comments(0)
「横浜フランス月間」

e0082110_23152461.jpg 今年で4年目のイ
 ベントなのですね
 知りませんでした
 ・・

 特に今年は、日仏
 友好150周年に
 て、6月の横浜は
 ここってフランス?
 なことになりそう
 ですよ。

 先週末、私も、

神奈川区民文化センターの中にある かなっくホール で鹿島茂先生のパリ"モノ"語りとアコーディオニストのかとうかなこさんのミュゼット音楽を体感(って感じ)し、横浜の友達と合流して、そごう美術館で佐伯祐三展、ベイ・シェラトンでフランス料理のビュッフェ、正に、気分はフランス~な週末を楽しみました。おまけに、たまたま乗ったタクシーの運転手さんも、50歳までフランス料理のシェフをなさっていらして、若い時はパリ~南フランスを渡り歩いて修行をなさっていたとか(4年間 レストランやワイナリーで)。日本の扇子と五円玉(穴の開いたコインは珍しく、子供たちがコインほしさにずっとついてきたそう)をお土産に、皿洗いをしながら、美術館で絵をみながら、貧乏だったけどその時の経験が骨となっている、と、語ってくれました。骨、土台ということでしょうか、わかるような気がします。今は、昼はタクシーの運転手、夜は居酒屋のオヤジ、空いた時間は柴又あたりで絵を描いていらっしゃるのだとか。その絵は、お品書きとしてお客さんの目を楽しませている・・
私はこういう縁を引き寄せてしまうのか、、ナビのないタクシーに乗るムッシュには、またどこかで会えるような気がしました。

前置きが長いですが(笑)、鹿島先生の話は、ハンカチの話がウケテいたようでした。フランス語ではムショワールといわれるハンカチ、インド更紗(木綿)のハンカチが入ってくると(ルイ14世の時代)、上品なクシャミの指南書まで現れたそう。
「フランス人が鼻をかむ音は『ブゥオオ』すごい音がするんですね。そのハンカチで手をふくかといえば、、彼らはあまり手を洗わないというかトイレに行かないんですよ(笑)。ハンカチの前は手鼻でしたからね;」
まるで見てきたかのように、いや、その時代から生きているような(笑)鹿島先生の話は、尽きることがありません。

と、そこで、電話のベルが・・

鹿島先生に"終わり"を告げる合図でした(笑)。と、同時に、アコ-ディオニストのかとうかなこさんが、後方より、「バラ色の人生」を弾きながら登場、かなっくホール、なかなかやりますな、鳥肌がたってしまいました。。

アコ-ディオンはパリの街中、メトロでしか聴いたことがありませんでしたが、大阪弁丸出しのかとうかなこさんは、今流行りの女ピン芸人にも負けないくらいとってもユニークで可愛らしいマドモワゼルでした。アコ-ディオンのことを「相棒」と呼び、イクラ、ニョロ吉、おばあちゃん(ヴァンブの蚤の市で買ったとか)、etc、全てに名前をつけていらっしゃいました。ステージ脇にずらっと勢ぞろいした相棒たちとは、演奏に合わせて、かなこさんがコンビを決めます。
「赤い靴」ではないですけど、アコ-ディオンを身につけた瞬間、何か得体のしれない内なる力が彼女を支配しているような感じを受けました。その力に負けないように踏んばる姿はスポーツ選手のよう。私は、すっかり、アコ-ディオンの音色に、かとうかなこさんに、魅せられてしまいました(今もCDを聴いています)。
大森ヒデノリさんとの息もピッタリで、また、この二人で聴いてみたいなぁと思いました。

そんなアコ-ディオンの歴史はまだ浅く、200年、なのですね。これは意外でした。アコ-ディオンは、フランス・オーベルニュ地方の楽器、ミュゼットと呼ばれていた(いる?)ことから、ミュゼット音楽、と言われるようになったそうです。
パリに出稼ぎに来たオーベルニュの人々は、当時、酒税のかからないパリの城門の外側でお酒を楽しみ、ミュゼットを奏で、踊り、故郷を懐かしんでいたとか。
「なので、カフェのオーナーにはオーベルニュ出身者が多いのですよ。多い?、いや、ほとんどがそーじゃなかったかなー」
鹿島先生とかとうかなこさんのトークショーでは、パリとミュゼット音楽にさり気なく橋をかける鹿島先生。サイン会では、
「先生!「SとM」のご本も興味深く拝読いたしました(鹿島先生も「あ♪そうですか」と答えてくださり) 。次回は、いや、いつか、パリの街中にある、動物のオブジェについても、話を聞かせてください!」
と、緊張しつつも言いたいことを伝えることができました。家宝(サイン本)も増え♪

佐伯祐三は、、こんなにたくさんの絵をまとめて見たのははじめて、、没後80年なのですね。佐伯祐三の最後の作品となった「郵便配達夫」を生でみることができてよかった、感激しました。「郵便配達夫」の目はやはり訴えてくるものを感じます。。佐伯祐三は、30歳という若さでパリで亡くなってしまいますが、魂は、誰よりも深く濃密に生きた、生きていると思いました。何がそうさせたか、、パリ、なんですね。。鹿島先生も、フランスが生み出した最高の芸術は"パリ"だと言っています。

話が尽きません(笑)

今夜は娘の友達が二人泊まりに来ています。∴明日の朝はお弁当3つ、今宵はこの辺で(笑

「横浜パリ月間」いや「横浜フランス月間」、まだまだ楽しいイベントが目白押しです~♪

「横浜フランス月間」
by cocobear-riko | 2008-06-09 01:30 | クマたちがいる風景 | Comments(4)



Mariko TSURUTA, je suis créatrice d'animaux, d'ours en peluche. テディベア、動物作家の鶴田眞利子です。Tous droits reserves copyright(c) 1995-2017 Coquin Coquine Bear 
by cocobear-riko
検索
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
HP他
最新の記事
水無月 十一面千手観音菩薩クマ
at 2017-06-01 00:28
フランス旅2017年春(長く..
at 2017-05-01 19:45
ポール・マッカートニー On..
at 2017-04-28 05:19
納品情報@Dear Bear..
at 2017-04-11 02:14
初日レポ!くまモン大集合@日..
at 2017-03-30 07:40
以前の記事
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
more...
最新のコメント
〇〇号は私も気に入ってい..
by cocobear-riko at 04:48
(どうも長文だと送れない..
by cocobear-riko at 04:46
鍵コメさま わ~コメン..
by cocobear-riko at 04:45
真弓さん 新しいノート..
by cocobear-riko at 01:31
しっかり予習出来ました^ ^
by 杉藤真弓 at 16:28
カテゴリ
鶴田のイベント情報
トランクはパリに預け・・
Paris
1er arrt
2e
3e
4e
5e
6e
7e
8e
9e
10e
11e
12e
13e
14e
15e
16e
17e
18e
19e
20e
クマたちがいる風景
いろいろ
タグ
ライフログ
画像一覧
フォロー中のブログ
まさよのおフランス日記・...
代官山だより♪
パン好きkinoのバリアな日々
旅する材料屋 hand ...
「IMAGE」 by M...
Nick's Favor...
milly.b