新聞紙バッグ・ライブラリー

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いわゆるひとつのエコですが、5月の「ヤギ教室」では、針休めとして、新聞紙バッグを作っていただきます。古書街・古書市・骨董市やオークション等で古い新聞を求められて、お好きな生地(記事^^)でオンリーワンな新聞紙バッグを作るのもよいかと思われますよ。もちろん、こちらでもご用意いたしますが。
「ヤギさん」のサンプルでは、ル・モンド紙の天気予報部分を表に持ってきました。お天気マークが花柄みたいで可愛いですし、取っ手にはさり気なくにエールフランスの広告♪日本の新聞では、広告などを表にもってくると、可愛らしくできると思われます。
以下、ご参考までに、古い新聞(ほとんどフランスの新聞)でつくった新聞紙バッグです。
※写真のサンプルの新聞紙バッグは2008年11月1日のLe Monde紙で作りました。




e0082110_1742528.jpg←こちらは処女作
風刺新聞にて、持ち歩くのはちょっと勇気がいるように思いますが・・;
処女作ゆえにヨレヨレしているのもこれまたまた味わいがあってよいとおもわれます。

以下、生まれ年のLe Mondeでつくった新聞紙バッグは、私物のルフォール・オプノのポスターと合わせてみました。1921年発行のLiLiは、昨年末、テディベア"クリスマスリリー"さんのバッグとなりました。





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貴重な新聞紙をバッグにすることにちょっと戸惑いはありましたが(新聞紙バッグの内側は糊で貼り合せる為に二度と目にすることはない)、、結果、以下の記録を残す(訳す)ことができたので、結果オーライとしましょう。

Le Monde紙より
1962年1月5日(金)、文化・芸能面

▼LES SPECTACLES
ショーのコーナーが最初にきています。パリらしいですね。そして、その最初は、コメディ・フランセーズでの上演情報。Chez Moliere、とあります。以下、記事を抜粋して訳をしました。

「モリエールの生誕340年を記念して、1月15日から、コメディフランセーズ(世界最古のフランス国立劇団)で、「L'AVARE(ラヴァール 守銭奴 しゅせんど 貪欲でけちな人)」が上演される。今回、新しく起用された脚本家はJacques Mauclair(ジャック・モークレール)、衣装デザインはJacques-Noel(ジャック・ノエル)、主人公のHarpagon役はGeorges Chamarat(ジョルジュ・シャマラ)、マリアンヌ役はMyriam Colombi(ミリアム・コロンビ)、エリゼ役はGenevieve Casile(ジュヌヴィエーヴ・カジル)。同じ夜、Paul-Emile Deiber(ポール=エミール・ダイベル)は、会員と寄宿生の協力も得て、モリエールに敬意を表して、"La Troupe du Roi" (ラ・トループ・デュ・ロア 王の劇団 モリエールの劇団の名前)を創設する。台本は、「au maitre de la Maison(オ・メトル・ドゥ・ラ・メゾン 一家の主人)」(戯曲、序文)、La Grange(ラ・グランジェ 一座の有名な帳簿係り)、Boileau(ボアロー 詩人、批評家)から借用。3月1日は大阪、4月17日~19日まではアテネでも上演予定。」

モリエール劇団は過去4回、来日上演しているのですねぇ。モリエール (Moliere 1622-1673) は、言わずと知れた、17世紀のフランスの喜劇作家。中でも、この「L'AVARE」は、上映回数が一番多いそう。余談ですが、江守徹さんの芸名は、モリエールからきているのですね。ポール=エミール・ダイベルは、その後、パリ・オペラ座とブローニュ劇場のディレクターを務めることになるのですが、古い新聞を見ていると、不思議、自分が未来から来たような気分になれます^^

※モリエールの喜劇「L'AVARE」
アルパゴンは無類のけち。極度の倹約生活を子供たちや召使に強いているため、息子のクレアントは人並みに身だしなみを整えることもままならない。また、アルパゴンは、年甲斐もなく、息子の恋人マリアンヌに恋をする。が、『恋愛するとお金がかかる』というジレンマに悩み苦しむ。そして、娘のエリーゼを資産家の年寄りと結婚させようとするのだが・・・

以下、簡単に記録・・(こちらも余談多し・・笑)

▼La danse 
シャンゼリゼ劇場にて、Rosella Hightower(ロゼラ・ハイタワー)とRudolphNoureiev(ルドルフ・ ヌレエフ)のバレエの公演が行われる。演目は「La Fille Mal Gardee」。邦題は「リーズの結婚)」ですが、直訳すると"躾の悪い娘";

▼le cinema
「TIRE AU FLANC(ティール・オ・フラン のらくら兵)」
いやいや軍隊に入れられた詩人と召使の巻き起こすドタバタ騒動喜劇。若きフランソワ・トリュフォーに「フランスでつくられた最も愉快な映画の一本」と言わしめた映画です。オリジナルは、1928年、監督・脚本は近頃映画にもなった、ジャン・ルノワール。130分の白黒、無声映画。 1961年に、トリュフォーは、リバイバルしているのですね。去年のフランス映画祭ではオリジナルが日本初上映でした。見逃してしまったのですが、まさかココで見れるとは・・;

▼RADIODIFFUSION ET TELEVISION
ラジオテレビ共に夕方以降の時間帯しかタイムテーブルに載っていません;フランソワ・サガン原作「スウェーデンの城」、こちらラジオドラマでしょうか、19時45分からFRANCEⅠで。ブリジット・バルドーのインタビューはテレビで20時30分から。

▼LES SPORTS
スキー、アイスホッケー、フットボール、テニス、卓球(TENNIS DE TABLE)、積雪情報。





e0082110_17334042.jpg「LiLi」誌より
・1921年7月7日/毎週木曜日発売
・定期購読可能
 12フラン(パリだと)14フラン(海外)
・連載小説(イラスト多し)
・クロスステッチの図案書
 (新聞紙バッグの表紙に活かしました)
・料理のレシピ
 (ポタージュとマヨネーズの作り方) 他

この時代のパリはモダニズムの中心。小さな新聞なのに流石な仕上りになっています。

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by cocobear-riko | 2009-03-28 18:17 | 鶴田のイベント情報 | Comments(0)

Mariko TSURUTA, je suis créatrice d'animaux, d'ours en peluche. 動物・テディべア作家の鶴田眞利子です。いよいよ今秋「パリの街角動物」出版です。 よろしくお願いします。Tous droits reserves copyright(c)1995-2017


by cocobear-riko
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