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「吉村昂扇(よしむら こうせん)舞の会」「昂扇会(こうせんかい)」へのお誘い

「吉村昂扇(よしむら こうせん)舞の会」「昂扇会(こうせんかい)」へのお誘い_e0082110_16325749.jpg

日舞暦15年の息子が吉村からお名前を頂き(吉村秀扇・よしむら しゅうせん)、初めて参加する舞の会が、今秋、開催されます。ご興味のある方は、ご案内申し上げますので、メールくださいませ(rtsuruta@nifty.com)。お師匠さんと息子の目標古ゆうさんの舞も楽しみです。お綺麗なんです。。

息子の演目は、「縁の綱(えんのつな)」

由良の門を 渡る船人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな

曽根好忠(百人一首より)

海峡の激流をこぎ渡って行く船頭が櫂をなくして途方にくれているように、私の恋もこの先どうなることやら、あてどなし、と唄います。私、とは、舞妓さん。「縁の綱」は、縁結びへの願いが込められたおめでたい演目で、地唄らしい、上方舞らしい、内に秘めた想いを艶っぽく舞います。

舞妓は19まで、二十歳を過ぎると芸子になります。息子は11月11日で二十歳、十代最後の記念すべき舞台になります。そして、初めての女形ということで、親戚一同、楽しみにしているところですが、本人は草野球チームの練習で日焼け三昧。「白塗りするから大丈夫だよ」、余裕の発言ですが(笑)。そう、いつも、心配しすぎで体調を崩すのは、私。。わかってはいても親心です。。

親は費用を工面することしかできませんが(これがなかなか大変ですが・・)、、何よりも本人が好きで続けていることは応援してあげたい、日本の伝統文化を継承して行きたい、そういう思いで頑張って行きたいと思っています。私も当日はアナウンスでお役に立てればと思っています。

日本の文化を、この秋、見直してみませんか。
皆さまのお越しを、昂扇会一同、お待ち申し上げております。





「吉村昂扇(よしむら こうせん)舞の会」「昂扇会(こうせんかい)」へのお誘い_e0082110_17375066.jpg
 

「吉村昂扇(よしむら こうせん)舞の会」「昂扇会(こうせんかい)」へのお誘い_e0082110_1737129.jpg 9年前の三越劇場にて

 息子は、「越後獅子」を
 舞いました。

 38度の熱を薬で抑えて
 挑んだ舞台でした。

 長い演目の中、幾変化

 終わった時には私も
 ヘトヘト・・ 

 慣れない世界
 心得のない芸能の世界ですが
 ここまで続けてこれたのは
 やはりお師匠さんのご指導の
 賜物かと思います。

 数年前、
 従妹で女優の鶴田真由ちゃんが
 名披露目の舞台を踏んだのも
 ここ三越劇場でした。

「吉村昂扇(よしむら こうせん)舞の会」「昂扇会(こうせんかい)」へのお誘い_e0082110_17372518.jpg 偶然にも同じ流派ということが
 わかった時は驚きましたが、
 大河ドラマなどでは、日舞での
 経験がとても役に立っている
 そう。

 日本舞踊は敷居が高いように
 思われがちですが、もっと身近
 なもの、、
 例えば、吹く風や小さな草花で
 季節の移ろいを感じ、心躍り、
 心が舞い、体が舞う。

 私も体験で「高砂」をほんのさわ
 りだけ舞ったことがありますが、
 動きのひとつひとつに意味が
 あり、意識をして体を動かすこと
 で、内なる自分と向き合うことが
 できるというか、お作法の美しさ
 を垣間見たような気がしました。
 もちろん舞うことは向き不向き
 はあるとは思いますが、、

地方(じかた)さんの音を聞き、舞を見るだけでも、心が豊かになるような気がいたします。上方舞がそうさせるのかもしれませんが、楽しい思いをさせていただき、昂扇会に、息子に感謝したい今秋なのでした。
Commented by tiffany at 2008-09-26 23:10 x
いよいよ会も近づいてきましたね!
先生は具合が良くなられたのでしょうか?

三越劇場は舞台からお客様の顔もよく見えるのです(笑)
秀さまもrikoさんの姿を確認されるかな・・・
ここまで、こうして心から応援してくれる家族や師匠に弟子仲間が
本当に有難いと舞台から伝えるかと思います
体調を整えてどうぞ縁の綱舞われます様に!
観に伺う予定です
Commented by cocobear-riko at 2008-09-27 13:51
tiffanyさん、ありがとうございます♪
私はtiffanyさんの舞台も大好きだったのですよ
華がありました。

秀さんは今日も野球に行きました;(今日は観戦ですが)
先生は大丈夫のようです(が心配です・・)、スーパーウーマンですね。
年々お忙しくなられるような気がいたします。
10月はいよいよ山場ですが、いい会になりますように、祈っております。

私は数年前、ヴァイオリンの発表会に出たことがありますが、、
足から腕へ、じわじわ、震えに見舞われたことがあります。アニメのようでした;
頭も心臓も割りと平常心でしたので、後にも先にも初めての経験で
驚いたのですが、お客様の顔までは・・
舞台からお客様の顔がよく見えるということは;逆も然りでしょうか。
舞踊は、着物から出ている部分、目の表情(瞬きとか)と手の表情が
怖いくらいに見えてまいりますね。
いつになったら安心して見ることができるでしょうか・・
本人は見に行くととても喜ぶのですが。

tiffanyさん、お待ちしております♪
先生も昂扇会の皆さんも、喜ばれると思います。
Commented by 金魚ふーちゃん。 at 2008-09-30 17:11 x
名披露目の会となるんですね。
おめでとうございます。
もう〜〜!すっごく行きたいですが、、
やはり無理ですぅ。
以前拝見した時はいつだったでしょう。
まだお嬢さんもご一緒に習ってらした頃ですね。

機会があれば、ぜひいつか拝見したいです。
がんばってください。
(お母さんもね)
Commented by cocobear-riko at 2008-10-01 19:30
ふーちゃん、いつも気に留めてくださって、ありがとうございます~
私的には残念ですが(ふーちゃんに見て欲しかった~)
また是非機会があればと思っとります。

「万歳」でした。。
ふーちゃん、見に来てくださいましたものね。
先生から復活(娘)を望まれていますが、一家に二人はちょとー^^;です。

その前に私は恋人(巴里)の待つパリでがんばってきます!
(ホントにせっかくのパリなのに山登りに行く心境です、最近;)

by cocobear-riko | 2008-09-26 16:35 | 鶴田のイベント情報 | Comments(4)

鶴田眞利子「Les animaux au coin des rues de Paris ~パリの街角動物~」10年の撮影調査を得て出版へ。只今絶賛発売中♪取扱店一覧はコチラ→https://cocobear.exblog.jp/26111147/


by cocobear-riko
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