カンボジア 雨

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今日の東京は台風の影響で朝から雨。雨。
カンボジアのアンコール・ワットを訪れた時も、乾季でしたが、雨がふったりやんだり、気まぐれなお天気が続きました。バスを降りると、子供たちが、手に手に傘とレインコートを持って売りに来る姿を、今日の雨に、ふと思い出しています。
「可哀想だから買ってあげよう、と思うかもしれませんが、買わないであげてください。一人から買うと、あとの子供たちが可哀想ですから。ヨロシク オネガイ シマス」
とガイドさん(日本語堪能なカンボジア人でした)。でも、母は、ある女の子からレインコートを2枚買い、父とさっそく袖をとおしていました。



e0082110_129126.jpg  犬も猫も痩せています
  余計なものはない、感じ・・

  カンボジアのシュムリ・アップには、夜
  到着したのですが、機内から見た街は
  真っ暗で(電気がまだ普及していない)
  カルチャーショックは、その地を踏む前
  からはじまっていたのでした。

  日本の上智大学のグループが、遺産の
  調査、保存修復のために、頑張っていま
  した。1980年から、だとか。素晴らしい
  国際貢献ですね。
  上智大学アンコール遺跡国際調査団 









e0082110_12212272.jpgアンコール・ワットは、ヒンドゥー教の神で
あるヴィシュヌ神を祀る寺院、そして、
王の墳墓として建てられました。

すべて石造りで、左右対称の巨大な
寺院は、クメール建築の最高傑作。

周囲は環濠に囲まれており、中には
参道や回廊、中央塔、回廊の壁には
緻密な壁画があります。

この壁画が細かいことといったら・・

予備知識がなくても、アンコール王朝
の栄華が想像できます。

でも、遺跡のあちこちに、内戦の傷跡
が・・





e0082110_12351227.jpg  フランスからの独立

  隣国で行われていたベトナム戦争や
  クーデター

  ポル・ポト政権の成立、内戦の激化
  
  新生カンボジア王国の誕生

  カンボジアは、今、やっと平和を取り
  戻し、世界中からの観光客を歓迎し、
  復興と発展を願っているようにみえ
  ました。

  でも、観光地と農村部の諸々の格差
  は・・地雷除去の課題も残っています。
  
  雨の遺跡に静かに佇む僧侶に気が
  ついたのは、私だけだったよう・・




e0082110_1354476.jpg「一ノ瀬泰造さんは
この辺りにねむっています」

アンコール・ワットのビューポイントで、
ガイドのレットさんが教えてくださいま
した。合掌・・

"タイゾー"は、カンボジア内戦下の
1973年、クメール・ルージュ占領下の
アンコールワットの撮影を試み、犠牲と
なった戦場カメラマン。

明日は、アンコール三聖山のひとつ
プノン・バケンから撮ったアンコール・
ワットの夕暮れをご紹介します。
タイゾーが唯一、アンコール・ワット
を撮影した場所としても知られています。

一ノ瀬泰造




e0082110_1316323.jpg  猿も

  無邪気に遊ぶ子供も

  そして、私たちも

  戦争を知らない同士です。

  

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Commented at 2008-06-03 20:02 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cocobear-riko at 2008-06-04 11:34
鍵コメさん
確かに、カンボジアは平和になりました
今や観光大国です!

大量虐殺(170万人・・・)を指揮した指導者の墓は↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Graf_pol_pot.JPG

タイ国境の山奥にあって、辺りにはまだ地雷が埋まっているそうです。
皮肉なものですね。。
なんて愚かなんでしょ、、と思いました。。
by cocobear-riko | 2008-06-03 13:34 | いろいろ | Comments(2)

Mariko TSURUTA, je suis créatrice d'animaux, d'ours en peluche. 動物・テディべア作家の鶴田眞利子です。いよいよ今秋「パリの街角動物」出版です。 よろしくお願いします。Tous droits reserves copyright(c)1995-2017


by cocobear-riko
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