2008年 02月 23日
狩猟の女神アルテミス(ディアナ)
新しい連載にも登場している一枚ですが、カモメはオブジェではありません。笑
「アジアは農耕型社会、中東は遊牧社会、欧州は狩猟社会」
明治の哲学者、和辻哲郎の言葉です。
それを裏付けるように、パリの街中にも、狩猟の女神アルテミスの像をみることができます。
リュクサンブール公園にて。
こちらはチュイルリー公園のアルテミスと鹿さん。
アルテミスは、ギリシア神話において主神ゼウスと女神レトの間に産まれた女神で、
双子の兄に太陽神アポロンが居ます。狩猟の女神としても知られ、熊や鹿を従え、野山を
駆け巡る勇ましい女神であるとされています。
"熊"とアルテミスもいるのでしょうか。。
ブローニュの森にて。立派な鹿舎です。
アルテミスは狩猟の神以外にも様々な性質を持っています。
出産の女神
弓の達人
乙女神
特にこの乙女神というのがスゴイんです、ハイ☆
アルテミスは、自分を性愛の対象として見る男性に対して容赦の無い行動を起こしています。
森の泉で沐浴していたところを目撃された狩人アクタイオンを鹿の姿に変え、アクタイオンが
連れていた猟犬に襲わせています。だから鹿は男性名詞(le cerfs)?; 怖いです~
※アクタイオンの猟犬が空に引き上げられて"こいぬ座"になったと伝えられています。
ps
東京は超強風です~><←春一番でした
by cocobear-riko
| 2008-02-23 18:27
| Paris
|
Comments(0)