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Jean Nouvel

mixiでも少し触れましたが・・
ジャン・ヌーヴェル(1945年~) フランスの建築家
1987年、写真↓の「アラブ世界研究所」(パリ5区)の設計で脚光を浴びます。
ガラスによる建築を得意とし、先に紹介した「カルティエ現代美術財団」も彼の作品。

「アラブ世界研究所」は、アラブ世界との文化交流を目的として、パリ5区に建てられました。
フランスは、1980年、アラブ諸国の18カ国と、アラブ世界の情報を発信し、アラブ世界の文化、精神世界を研究するための研究機関を設置することで同意しました。ヨーロッパ世界とアラブ世界の協力と文化的交流を促進するという目的もあります。セキュリティ検査を受けて、建物の中へ・・
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壁面はガラス張りで、なんと、240枚のアルミパネルが取り付けられています!
それぞれのパネルにはカメラの絞りのようなメカニズムが取り付けられており、開閉することで採光を自動調節する仕組みになっています(噂によるとあまり可動していない?)。アラブ建築にみられるマシュラビーヤという窓飾りからヒントを得たもの、だとか。まさにパリとアラブの融合。意義深い建物だと思いました。ガラス張りの県政を、じゃないけど、ジャン・ヌーヴェルの建物には、無言の説得力を感じます。
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アラブと言えば、他にも、スパイス、楽器、会計学や交渉術(現在の金融システムの元となる)、 アラビア語など。その文化水準の高さを、「アラブ世界研究所」が、ジャン・ヌーヴェルが、改めて教えてくれたように思います。

「見えるものの背後にある見えないものを見る必要がある」

ジャン・ヌーヴェルの言葉。 素晴らしい建築家です。

写真↓は、「アラブ世界研究所」屋上からの眺め。ジャン・ヌーヴェルったらこの眺めが見たくて「アラブ世界研究所」を建てたのでは♪
Jean Nouvel_e0082110_1033531.jpg














-ジャン・ヌーヴェル代表作-
ケ・ブランリ美術館(フランス・パリ)←今回またも見逃し><今年は絶対に行くぞ~
リヨン・オペラハウス改修(フランス・リヨン)
ギャルリー・ラファイエット・ベルリン店(ドイツ・ベルリン)
電通本社ビル(日本・東京汐留) ←義従弟が勤めています
ルツェルン文化会議センター(スイス・ルツェルン)
ガゾメーター(ガスタンク)改修プロジェクト(オーストリア・ウィーン)
ソフィア王妃芸術センター新館(スペイン・マドリード)
トーレ・アグバール(アグバール・タワー)(スペイン・バルセロナ)

ps
病院いってきます・・←花粉症;。;
Commented by AoimikanM at 2007-02-02 14:52
rikoさん、花粉症ですか? わだじも。。。
外に出られません!こんなに穏やかな晴れの日に!

ジャン・ヌーヴェル氏、素敵な方なんでしょうね。私は薦められたのですが時間がなくて行けませんでした。
riko さんが書き添えてくれた代表作の中で知っている(行った事がある)のは、
汐留の電通本社ビルとバルセロナのトーレ・アグバールです。
バルセロナは本当に愕然とするくらい、彼の才能の質を知らされました。
そして、、、眺めがいいのですよね!
パリのこの眺めも汐留から東京全域を眺めるのも、きっと彼の演出なんだろうな、と感じずにはいられません。

PS タバコ、、、やめよっかなあ、、。

*ねね
Commented by sol at 2007-02-04 01:24 x
rikoさま♪お久しぶりでございます。
アラブ研究所のあのガラス張りのきれいな窓の内側のアップ写真
とってもうれしいです。わたしはなぜか警備の厳重さに恐れをなして
1階の書店しか足を踏み入れたことがないのです(苦笑)
窓で採光調節する(はず)なんですね。笑。すごい画期的です。
それにしても何度もこの前を歩いているのに、この繊細かつ大胆な建物の設計者の名前を知りませんでした。ありがとうございます。それにしても彼の名言「見えるものの背後にある見えないものを見る必要がある」
これはすべての芸術にいえることですね。でも実行が難しい。とても
考えさせる言葉ですね。

ケブランリはこれあたアラブ研究所に負けず劣らずのガラス張りの
日本文化会館には訪れたことはありますが、フランスの美術館は
知りませんでした。いつか行ってみたいです。

アラブ研究所の屋上からの風景、とても懐かしいです。まだ半年なのに
もうパリは遠くなりにけり。です。涙

花粉症、お大事に♪

Commented by cocobear-riko at 2007-02-05 14:14
ねねさん、調子は如何ですかぁ。お大事になさってくださいね。
わだじ(うふ)は、病院いって、お教室の仕事が終わって、pc復活して、今、です。
今日は次の仕事への気分転換日にしています。

仕事仲間でやはり現在美術と建築が好きな人がいて
彼女もジャン・ヌーベルが好きだと言っていました。
そうですね、そうでしたか、やはり「眺め」も作品の一部なのですね。
ねねさんを驚愕させたそのバルセロナのトーレ・アグバール、体感してみたいわぁ。。
電通は見学できるかな。。

タバコね、やめると楽ですよ。
買いに行かなくてすむからv^^;

クシュン><
Commented by cocobear-riko at 2007-02-05 14:59
ぉ♪solさん、お久しぶりです。
サン・ルイ島を歩いている時、solさんのことを思い出したのですよ。
ふと聴こえてきたピアノの音色に「もしかしてsolさん?」と思ったり、
パリは、solさんについてきていますよ♪

>見えるものの背後にある見えないものを見る必要がある
「星の王子様」にも似たような言葉がありましたけど、、
ホントにいぃ言葉ですね。。そして深い。。
すべての芸術、、特に音楽は、無形だから難しいでしょうね。。
ピアノが弾けるsolさんが羨まましいわ。。

それから、そ、私は、その日本文化会館に行きたかったの。
近く(かな?)に、デュマとダルタニアンの像があるようなので
それも見てみたいなぁ(四銃士好き)と思っていたのですけど。
どこでもそうだけど、いつか行ける、いつか行こうと思っていると
イケマセンネ;
裁判所の中にあるサンシャペル教会もセキュリティ検査があるけど、
仕方がないけどちょと面倒ね><

ps
私は近くの鉄塔も「エッフェル塔」と思っています。
そして、川はセーヌ。
銀座線はメトロ1号線。笑
Commented at 2012-08-29 07:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cocobear-riko at 2012-08-29 18:10
鍵コメさま
はじめまして
こちらこそ、数あるサイトの中で、当ブログの写真に注目していただき
ありがとうございました。これからメールをさせていただきます。
これからもよろしくお願いいたします。
鶴田
by cocobear-riko | 2007-02-02 10:36 | 5e | Comments(6)

鶴田眞利子「Les animaux au coin des rues de Paris ~パリの街角動物~」10年の撮影調査を得て出版へ。只今絶賛発売中♪取扱店一覧はコチラ→https://cocobear.exblog.jp/26111147/


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