吉村流上方舞・昂扇(こうせん)会 平成22年度「秋の会」へのお誘い

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写真は、吉村秀扇(日舞歴16年の大学4年の"息子"です)2年前の「昂扇会」(三越劇場にて)で「縁の綱(えんのつな)」を舞う直前の楽屋にて

「由良の門を 渡る船人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな」
                                 曽根好忠(百人一首より)

海峡の激流をこぎ渡って行く船頭が櫂をなくして途方にくれているように、私の恋もこの先どうなることやら、あてどなし、と唄います。私、とは、舞妓さん。「縁の綱」は、縁結びへの願いが込められたおめでたい演目で、地唄らしい、上方舞らしい、内に秘めた想いを艶っぽく舞います

初々しい舞妓の内なる気持ちを、当時19歳の息子は、一生懸命に舞っていました。昨日のことのよう・・

これ以降も、勉学と就職活動(結局、大学院に進むことになりましたが)と平行して舞も一層に精進し、秀扇(しゅうせん)は、この秋、師範試験に挑みます

その前に、今度の日曜日(9月26日)、江東区の深川江戸資料館にて、吉村流上方舞・昂扇会「秋の会」が開催されます(12時開演)。秀扇は試験の演目でもある「江戸土産」を舞います(お師匠さんの後の出番となりますので開演に間に合うようお越しください)

お師匠さんの昂扇先生におかれましては、お父上の三十回忌の鎮魂として「珠取海士」と「雪」を舞われます。地方(じかた)さんは人間国宝の富山清琴さんです。これは必見です!!

入場無料となっておりますので、よろしければ、深川見物、深川丼をお召し上がりついでに^^いらしてください。お土産不要です。手ぶらでお気楽にお立ち寄りください。会場の深川資料館も江戸情緒に溢れていて面白いですよ。今年こそ清澄庭園に行くぞ~(16年間、毎年、深川に来ているのに一度も訪れたことがない;)

深川江戸資料館

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「上方舞(かみかたまい)」
江戸時代中期(1800年頃)から末期にかけて上方(京阪)でおこった日本舞踊の一種。着流で屏風を立てた座敷で静かに舞う形式をいいます。能の影響を基本に、人形浄瑠璃や歌舞伎の要素を加味しており、優雅な趣があり、しっとりとした内面的な舞い方を特徴としています。伴奏に地唄が用いられることから地唄舞とも呼ばれています。地味ながら、侘び寂びといった東洋的な性格を反映させていることから、近年は、日本びいきの外国人に人気があります(日本人こそ知っていただきたい世界なのですが。。。)

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「江戸土産」
1813年正月、三代目中村歌右衛門が道頓堀の中之芝居で上演した七変化舞踊「慣(みなろうて)ちょっと七化(ななばけ)」を題材にした舞。「傾城(けいせい)」「越後獅子」「座頭(ざとう)」「業平(なりひら)」「橋弁慶」「相模蜑(さがみあま)」「朱鍾馗(しゅしょうき)」を踊り分け、大人気を博しました
Commented by 金魚のふーちゃん/ at 2010-09-25 00:36 x
東京にいたならば、絶対に拝見しにうかがいますのに!
残念です。

息子さん、頑張ってらっしゃいますのね。
応援しています!
Commented by cocobear-riko at 2010-09-25 01:58
金魚のふーちゃんさん♪ありがとうございます
今日も4時間のお稽古に膝がくがくで帰宅しました^^;

昔は舞台の上で汗を袂で拭っていたものですが(ひやひや笑
少し自覚も出てきたようです

京都でのお式は渡仏中で残念ながら見ることができませんが
両親がかわりに行ってくれることになりました
おじぃちゃんおばぁちゃん孝行ができてよかったです^^
by cocobear-riko | 2010-09-24 23:08 | 鶴田のイベント情報 | Comments(2)

Mariko TSURUTA, je suis créatrice d'animaux, d'ours en peluche. 動物・テディべア作家の鶴田眞利子です。いよいよ今秋「パリの街角動物」出版です。 よろしくお願いします。Tous droits reserves copyright(c)1995-2017


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